2020年5月20日から東海道新幹線で特大荷物スペース付き座席「baggage160」というものが開始されます。
これはインバウンドや東京オリンピックで訪日外国人が増加したときに大型荷物でトラブルが起きないようにするためで、座席後ろに特大荷物スペースが付いた座席を新しく東海道新幹線・山陽新幹線・九州新幹線で導入します。
今回中川家が「漫才」でPRするという少し関西らしい宣伝の仕方となっている動画もJR東海で公開されています。
特大荷物スペース付き座席って何? 乗客同士のトラブル防止にも
今回導入されるのは縦・横・高さの合計の長さが160cmを超えるものを持ち込む際には特大荷物スペース付き座席を予約する必要があります。また、別途料金として1000円(税込)が追加されます。
過去には指定席にもかかわらず、車端部の荷棚に置けない荷物を座席後ろに置かれてしまったためにリクライニングができないといったトラブルも発生していました。しかし、今回導入される特大荷物スペース付き座席で今後このようなことは無くなることでしょう。
特大荷物スペース付き座席について中川家が「漫才」でPR
今回の特大荷物スペース付き座席について中川家のお二人が「漫才」でPRを行っています。関東圏では漫才によるPRはかなり珍しいと思いますが、関西圏では笑わせるような面白いことをしつつ、宣伝をするという広告の仕方をすることがあります。(ひらパーのCMなんかはその代表かと思います)
今回の中川家のお二人のPR動画でも新幹線の話からトイレの話になったり、160cm未満の荷物というところで中川家のお兄さんの方が「僕身長158.5cmやから大丈夫やね」と一般人が160cmのルールを勘違いしてしまいそうなところも、ちゃんと抑えていて誰でも分かるように説明をしていたところもさすがだと思いました。
どちらかというと「ご案内」というわけではなく「中川家の会話」を聞いているというところだけでも、東海道新幹線の利用客の方は「この動画気になる、特大荷物スペース付き座席なんだろ?」と興味を持つのではないでしょうか?
車掌さん風のCMに使えそうな動画もなかなか面白いと思いました。
とはいえ、5月14日現在で再生回数は1300回くらいで正直なところ、まだまだ周知が進んでいるとは思いません。せっかくいいPR動画があるのにもったいないと思います。是非読んでくださった皆さんが拡散していただいて、多くの方に見て頂けるといいかなと思います。