今回は電車や新幹線のトイレがなぜ大きな音がするのか?

その謎について迫っていきたいと思います。

 

※最近SNSやTwitter、鉄道系サイトから多くのアクセスを頂いたこと、ありがたく思います。これからもよろしくお願いいたします。

 

 

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 電車や新幹線のトイレがなぜ大きな音がするのか?

身長が小さかった幼いころに電車や新幹線のトイレに行ったとき、「パン!」という大きな音に耳をふさいだり、怖くてボタンを押して走って逃げた記憶はありませんか?(自分はよくやってました)

 

 

この大きな音、実は真空を作って弁を開いたときに負圧で一気に吸い取るというものです。

このことから真空式トイレというのが正式名称のようです。

 

普通のトイレと同じように水が流れますが、あれは匂いを消すためでボタンを押すと、最初と吸い取った後に2度流れ、真空式トイレといえども真空で吸い取る以外は普通の水洗トイレと同じ動きをするわけです。

 

それでは今度は列車のトイレの歴史について解説していきます。

 

列車のトイレの歴史について振り返る

 

真空式トイレは今や多くの車両に導入されていますが、真空式トイレがつけられたのは1990年以降で歴史は浅く、導入されてから約30年しか経っていません

 

それまではどうしていたかというと一番古いもので垂れ流しする方式(開放式)でJRでは2002年までありました。(JR北海道が最後)

しかし、外に垂れ流すだけなので臭いなどが駅構内や沿線に被害を与える「黄害」が問題となりました。(外国ではまだあるところがあります)

このことから車両から外へ出さない方法が考えだされました。

 

それが循環式トイレです。

洗浄液をろ過、滅菌、洗浄して再度洗浄液を流すというのを繰り返すのが循環式トイレです。

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鉄道ファンの多くが好きな国鉄型車両。

国鉄型車両の多くにこの方式のトイレが使われています

(興味がある方は両毛線の211系でも乗ってみてはどうでしょうか?)

 

古い電車のトイレを使ってみた方はわかると思いますが液が緑色だったり、青色だったりしたはずですが、それは洗浄液の色になります。

 

しかし、この循環式トイレ大きな欠点がありました

トイレットペーパーなどの固形物がそのまま残ってしまい分解することができないからです。

固形物を分解できないと循環しているときに詰まってしまうことがあります

それによってトイレが故障し、使えなくなってしまいます。

 

こうしたことが国鉄型にはよくあったのではないでしょうか?

 

 

これらを欠点を補ったのが真空式トイレです。(先ほど説明したので省略します。)

 

しかし、真空式トイレもE7系など最新型では改良が加えられています。

もし列車のトイレに興味がある方はこちらの実際にトイレを作っている会社のサイトをご覧ください。

株式会社 五光製作所

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