JR 北海道は2020年3月のダイヤ改正で新型コロナウイルスによる減便を実施すると発表しました。

見直しはJR北海道の特急列車減便の他、快速エアポートのほか札幌圏の列車についても減便の対象となっています。
また利用の少ない駅については駅を18駅廃止します。

JR北海道 特急列車減便 新型コロナウイルスで需要減

まずは特急列車の減便からです。

減便の内容としては函館から札幌間運転している「特急北斗」は、現在定期列車で24本運転しているところを20本に変更、2本運転取りやめ、利用の少ない閑散期の曜日運休を2本減便します。

減便となる特急列車は、函館発8時55分発、北斗5号です。

函館を夜に発車する特急北斗23号は運転自体を取りやめます。

札幌駅を13時27分に発車する北斗14号は閑散期に運休します。

また北斗22号は、札幌発を36分繰り下げ18時46分発に変更になります。

すずらん10号は札幌発を28分繰り下げ19時14分発となります。

【札幌~旭川間】特急北斗は7両から5両に減車・減便

札幌から函館間運転する特急北斗については車両の両数を現在の7両編成から5両編成に減車します。

キハ261系で運転される列車については1号車が、グリーン車2号車・3号車が指定席4号車・5号車が自由席となります。キハ281系で運転される列車については、1号車が指定席2号車がグリーン車3号車が指定席4号車・5号車は自由席です。従来3号車だったグリーン車が2号車に変更になっていますのでご注意ください。

【札幌~旭川・網走】特急カムイ・大雪が減便 12時間特急がない時間も

札幌~旭川の特急列車「カムイ」についても定期列車48本から44本に減便します。

減便された4本は平日運休のみで土休日などは運転するということです。
減便となるのは札幌発9時30分発特急カムイ9号、16時30分発特急カムイ29号です。
旭川発14時30分発特急カムイ28号、18時30分発特急カムイ42号です。これまで平日も運転していましたが土休日のみの運転に変更になります。

旭川から網走間を走る特急大雪1号から4号について利用の少ない時期に年間50日程度運休するということです。

曜日運休となるのは旭川12時41分発特急大雪1号、17時5分発特急大雪3号です。網走発8時6分発特急大雪2号、12時35分発特急大雪4号が曜日運休となります。
また札幌へ直通する特急オホーツクについては現行通り運転するということです。
4月・5月・10月・12日の火曜日・水曜日・木曜日に運休するということです。

運休する日では、札幌発6時56分から約10時間後の17時30分発まで網走行きの特急列車がなくなります。

網走発についても早朝5時56分に発車する特急オホーツク2号が発車した後は、次の列車は特急オホーツク4号17時25分発となるためこちらも12時間特急列車がなくなります。

その間は特急列車がないため北見から旭川間に運転している特別快速きたみを使うことによって昼間の移動はできますが、札幌から網走まで移動するにはこの特急列車2本しかなくなるということです。

【旭川~稚内】特急サロベツが減便

旭川から稚内間に運転している特急サロベツ3号、4号も閑散期の運休となります。
年間30日程度するということです。
また、札幌直通特急「宗谷」と「サロベツ」1号・2号については現行通り運転となります。

曜日運休となるのは特急サロベツ3号旭川発20時6分発、特急サロベツ4号稚内発13時1分発です。これらの列車は4月・5月・10月・11月の火曜日・水曜日・木曜日は運休となりますのでご注意ください。

【旭川~釧路】特急おおぞら 減車

札幌から釧路間を運転している特急おおぞらについては列車の編成を見直しします。キハ261系については現在6両編成で運転しているところを5両編成に変更します。1号車がグリーン車2号車3号車が指定席、4号車5号車が自由席です。
キハ283系で運転される列車については現在6両編成で運転されていますが、5両編成に減車となります。
1号車が指定席2号車がグリーン車3号車指定席4号車5号車が自由席です。従来の3号車から2号車にグリーン車が変更になっていますのでご注意ください。

札幌圏の快速エアポート・普通列車もコロナ減便

次に札幌県の普通列車・快速列車についてです。こちらについても需要が大きく減少しているため列車の減便を行います。

列車の減便が行われるのは土休日で、札幌新千歳空港間に運行をしている快速エアポート6本を運休させます。
運休となる快速エアポートは、札幌発7時9分発新千歳空港行き快速エアポート70号、札幌発8時48分発新千歳空港行き快速エアポート88号、札幌20時18分発新千歳空港行き快速エアポート202号です。

新千歳空港発の列車についても運休となります。新千歳空港発8時5分発札幌行き快速エアポート81号、9時42分発札幌行き快速エアポート97号、21時7分発札幌行き快速エアポート211号です。

手稲から札幌江別方面の普通列車についても運休となります。手稲6時42分発新千歳空港行き、7時3分発普通列車江別行き、ほしみ7時20分発苫小牧行きはほしみから手稲間の運休となり体に始発に変更されます。

江別7時5分発札幌行き8時3分発札幌行きが運休となります。
学園都市線についても札幌7時23分発あいの里公園駅、あいの里公園7時59分発札幌行きについても運休となります。
ここまでの列車は土休日運休となる列車で平日は運転となります。

運転を取りやめる列車は札幌から手稲間では3本運休します。札幌14時40分発小樽行きに変更の上、その後発車する14時52分発小樽行きは運転を取りやめとなり2本の列車を1本に統合する形となっています。

苫小牧発13時19分発ほしみ行きは運転を取りやめます。苫小牧発札幌方面の列車についても、苫小牧発13時19分発ほしみ行きが運転を取りやめになります。
千歳発20時47分発の列車については20時22分発に変更となり、後に発車する苫小牧発8時53分発札幌行きの列車については運転を取りやめます。
学園都市線の列車については札幌あいの里公園石狩当別からの一部列車を北海道医療大学行きに延長運転するということです。

普通列車に新型車両H100形気動車を導入 所要時間短縮へ

普通列車にH100形電気式気動車30両を新たに室蘭本線・宗谷本線・石北線に投入し所要時間を短縮するということです。従来の国鉄から引き継いでいたキハ40形で運転している列車をさらに減らすことで車椅子対応洋式トイレの他車両の冷房化やバリアフリー化などが図られることになり快適に車内を利用できるようになります。またこれらで運転する車両についてはドアはボタン式となりボタンの開ける閉めるというボタンを押して乗客がドア操作をすることになります。

この影響で苫小牧から室蘭間で運転されている列車については平均4分、最大11分所要時間が短縮されます。

函館線東室蘭~長万部でキハ40形引退へ 全車両キハH100形で運転

東室蘭から長万部間では現在運転されているキハ40形を全て引退させ、20本全ての普通列車を新型車両での運転となります。これにより所要時間が最大11分平均8分短縮されます。
宗谷本線では新型車両投入に加え、駅廃止するということで時間短縮効果が新型車両の導入によって11分後、駅廃止することによって12分、同区間では最大31分平均13分所要時間が短縮します。

これにより名寄から札幌に滞在する場合には滞在時間が30分拡大されるということです。
石北線旭川上川間の列車については23本中2本が新型車両での運転となります。また利用の少ない駅を廃止するため最大7分平均5分所要時間が短縮されます。

利用の少ない列車については運転を見直す「減便」が行われます。
運転を取り止めるのは函館線旭川22時4分発滝川行き、留萌本線留萌8時11分発深川行き留萌発13時30分発深川駅深川19時22分発留萌行きです。

根室線で代行バスも減便対象へ

根室線については滝川発9時42分発の列車については富良野行きに行き先が変更となりそこから先の区間は運休となりますまた代行バス富良野11時2分発新得行きの快速便、東鹿越12時5分発新得行き代行バスが運休となります。
東鹿越12時9分発滝川行きについても運転を取りやめます。また、それに伴い代行バスで新得10時49分発東鹿越駅も運転を取りやめます。
根室線滝川新得では滝川9時42分発東鹿越駅は富良野から東鹿越間で運転を取りやめ富良野行きに変更となります。
これに伴い代行バス富良野11時2分発の新得行き快速便、東鹿越12時5分発新得行きも運転を取りやめます。
新得帯広間は帯広10時2分発新得行き、新得10時35分発帯広行き快速列車、帯広発17時52分発新得行きは芽室から新得で運転を取りやめを行い芽室駅に変更となります。
また帯広18時19分発新得行き快速列車は各駅停車に変更となります。
帯広釧路間では厚内6時14分発釧路行きは厚内~音別間運転を取りやめ、音別始発に変更となります。
宗谷線旭川10時33分発比布行き、比布11時52分発旭川行きについては運転を取りやめます。
石北線遠軽16時4分発、生田原駅についても運転を取りやめます。

利用の少ない18駅について廃止 東雲駅など18駅

最後に駅の廃止についての情報です。
今回廃止される役は全部で18駅です。
廃止されるのは函館線伊納駅、宗谷線南比布、北比布、東六線・北剣淵、下士別、北星、南美深、紋穂内、豊清水、安牛、上幌延、徳満駅です。
石北線北日ノ出、将軍山、東雲駅、生野駅です。
釧網線南斜里駅も廃止となります。

2021年3月から天塩川温泉など自治体が駅を維持

2021年度から自治体運営に変更となる駅(JR北海道で維持できないと思われる駅)についての情報です。

宗谷線蘭留駅、塩狩、日進、智北、恩根内、天塩川温泉、咲来、筬島、佐久、歌内、問寒別、糠内、雄信内、南幌延、下沼、兜沼、抜海です。
石北線では瀬戸瀬駅を自治体に移管します。
また、根室線音別駅は無人化となります。

2021年3月減便・駅廃止の理由は?

今回このような事態になった理由について、JR北海道は新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが立たず収益が減少し、今後も鉄道事業を継続するためには固定費を含めた経費削減を図るとしています。その一環として今回減便や廃止駅が発生したということになります。
また、その上で新型コロナウイルスが収束したとしても、完全に戻らないことも想定しているということで鉄道利用の需要変化に合わせた輸送力を提供し、柔軟性を持った輸送体系をするということになっています。

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