JR西日本2019年ダイヤ改正が発表!
JR西日本から2019年春のダイヤ改正の概要が発表されました!
ダイヤ改正日は2019年3月16日になります。
今回のダイヤ改正について解説していきます。
おおさか東線の全線開業
今回新規開業となるのは放出から新大阪間で、これによりおおさか東線沿線から新大阪方面が便利になるほか、大和路線に直通することで新大阪から奈良までのアクセスも改善されそうです。
今回の改正で、競合路線を意識して停車駅を少なめに設定している直通快速は約55分で阪奈間を走行することから、これまでの移動を変える大きな目玉となりそうです。平日では直通快速が20分に1本運転され土休日でも30分に1本運転される見込みです。
また、おおさか東線開業に合わせて開業するJR淡路駅により、阪急からの利用者を狙った開業となっており、そのほかの駅でも私鉄との競争が激しくなりそうです。
JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線の座席サービスを充実
有料座席サービス 新快速「Aシート」を開始
特急列車並みの速度で京阪神地区を疾走する新快速。そのスピードと利便性から人気があり、ラッシュ時にはかなり混雑する列車になりました。今回、その新快速に指定席「Aシート」が登場します。
運転区間は琵琶湖線の野洲からJR神戸線の網干駅までです。
着席料金は500円で、指定席料金より10円安いです。
利用の際は駅での券売機などはなく車内の乗務員から購入する形で、支払い方法は現金のほか交通系ICカードが利用できます。
運転本数は4本でうち2本は姫路発着になります。
将来的にはAシート増発もあるかも?
関西の私鉄では泉北高速鉄道や京阪をはじめとして指定席の人気が高まっています。もしかするとJR西日本の「Aシート」も成功すると増発するかもしれませんね。
↓京阪では需要が高く、座席指定の列車が増発傾向にあります↓
[blogcard url="https://japan-railway.com/entry/2018/08/27/113332"] [blogcard url="https://japan-railway.com/entry/2017/10/31/141532"]JR神戸線の通勤時間帯に特急「らくラクはりま」を新設
また、「Aシート」のほかに特急「らくラクはりま」が新設されます。朝と夜に1本ずつの運転で、「Aシート」と比較して120円から220円高い料金設定になる予定です。また、加古川、明石にも停車します。
主な区間の特急料金・指定席料金は大人のみ設定で、加古川・明石~大阪まで620円、姫路~大阪までが720円の料金設定になっています。
嵯峨野線に新駅「梅小路京都西」が開業
嵯峨野線の京都から丹波口駅の間に、「梅小路京都西」駅が開業します。これにより、現在京都駅から京都鉄道博物館へは京都市営バスでのアクセスが一般的ですが、今後鉄道の利用にシフトしそうです。