今回は2020年3月末に閉園となる南海電鉄が運営する「みさき公園」に行ってきました。南海の鉄道博物館とも言える「わくわく電車ランド」を中心に紹介していきます。
また、南海難波~和歌山市・和歌山港間を運行している特急サザンにお得に乗れる方法も紹介しています。
南海難波駅でお得な「みさき公園 わくわく切符」を購入
南海難波駅でみさき公園まで行く時にお得な「みさき公園 わくわく切符」を購入しました。
この切符についてくるものは
- 難波~みさき公園までの往復乗車券(途中下車不可)
- みさき公園入場券とアトラクションポイント1000円分
- 特急サザン指定席※オプション
割引切符を使った場合と使わなかった場合を比較してみました。
もし割引切符を使わなかった場合の料金
通常みさき公園までの入場料と交通費を含めた料金は
- 難波~みさき公園 1620円(片道810円)
- 特急サザン座席指定券 520円(片道のみ)※自由席の場合は料金不要
- みさき公園入場券 1350円(中学生以上の学生は学生証提示で950円)
- アトラクションカード1000円分
特急サザンの指定席は買わずに最も安い金額は3970円(学生証提示で3570円)。特急サザンに乗ると4000円超えてしまいますね・・・
割引切符を使った場合の料金
割引切符には特急サザンの指定席をつけるタイプも発売されており、
- 特急サザン指定席なし→2450円
- 特急サザン指定席あり→2810円(指定席を別で買った場合は2970円になるのでこちらもお得に)
個人的には特急サザン指定席はつけておいた方がいいです。帰りは自由席だったのですが、酔ってしんどかったです。
特急サザンに乗ってみさき公園へ
13時20分発の特急サザンに乗ってみさき公園へレッツゴー!
南海の座席の番号は独特なので気を付けて
指定席に乗車したのですが、座席番号を見てもどの座席に座ればいいか分かりませんでした。
その理由は座席の番号の振り方にありました。写真は進行方向左側なんですが、見てみると1,2、5,6の順に並んでいますね?では、4,5はどこに行ったかというと、実は右側にあるんですよ。
新幹線では1A,1B・・・のように列と座席の位置が書かれているのでわかりやすいのですよね?
ところが、南海は1列目から1,2(←左側列、右側列→)3,4となっているので、初めて乗る人からすると分かりづらい・・・。知っていれば何のことはないんですけどね。
特急サザンの車窓
1分半ほどの車窓なので特急サザンの雰囲気だけでも味わってもらえればと思います。今回は南海10000系で最も古い1次車に乗車しました。
みさき公園が近くなると海が見える区間も
南海のみさき公園までの区間では一部海岸線が見える区間があります。今回はあいにくの雨の景色でしたが、晴れた時にはきれいな景色がみれると思います。
みさき公園に到着 雨ということもあって人はいなかった
みさき公園に到着。午後から行ったこともあり、人はまばらでした。
入園券に引き換えて「わくわく鉄道ランド」に行くことにします。
「わくわく鉄道ランド」の紹介
みさき公園駅から歩いて約10分。お目当てのわくわく電車ランドに到着です。
「本気で電車ごっこをしよう」がテーマ
ー本気で電車ごっこをしようー
それが南海のわくわく鉄道ランドのキャッチコピーです。
文章だけでは分かりづらいので動画を簡単に撮ってきました。動画の内容を解説すると
- 鉄道シミュレーター・・・鉄道シミュレータで有名な「音楽館」が製作。ラピート内に1台と運転体験コーナーに2台の計3台。全て各駅のみで、1区間しか運転できないものがほとんど。
- 車掌体験・・・ドアと車内マイクが動作する。ドアの駆動部を見ることができる。
- 南海10000系運転台・・・ブレーキハンドルと前照灯が動作する。ブレーキハンドルは動作させるスピードによって音が変化する。
運転士体験のコーナーですが、平日の雨天時ということもあり待ち時間なしでプレイできました。正直後ろに並んでいる人もいないので全区間ぶっ通しでやったとしても怒られなさそうでした。
入場には入園券の他に写真のアトラクションポイントが必要です。閉園の2020年3月末まで使用できるそうです。わくわく鉄道ランドは400ポイントが必要です。
閉園まで約半年。みさき公園に足を運んでみてはいかがでしょうか?