国内で唯一車で走れることとして有名な千里浜なぎさドライブウェイを皆さんご存じでしょうか?
全国にも砂浜があるにもかかわらず、
車に乗りながら海を堪能することができるのは千里浜なぎさドライブウェイだけなのです。
しかし、そんな千里浜なぎさドライブウェイが、
今一部の区間で走行不能になっているようです。どういうことなのでしょうか。
砂浜の浸食によって一部走行不可能に?
海という自然なものが故に人の力だけではどうにもできないこともありますよね。
まさに今回も自然によって起こったものなのです。
千里浜なぎさドライブウェイは全長約8kmあるのですが、
その一部の500mほどが砂浜の浸食によって砂がなくなり
車で走ることができなくなってしまっています。

私も何度も千里浜なぎさドライブウェイを走ったことはありますが、
砂浜の砂は固く車で走っても砂によって速度が落ちてしまうこともなく快適に走れます。
しかし、浸食してしまったということは浸食した周りの砂も海水を多く含み
実際走ることはできないでしょうから復旧には相当な月日がかかるためか
復旧の見込みは立っていないということです。
以前にも砂浜の浸食はあったようですが、今回は範囲が広いということもあって大変ですね。

千里浜なぎさドライブウェイのおすすめポイントは?
今は、一部走れなくなってしまっている千里浜なぎさドライブウェイですが、
復旧し車で走りたいとなったときにどんなところがおすすめなのか知っておきたいという人もいるでしょう。
ただ、その前に千里浜なぎさドライブウェイに行った後はできるだけ早く洗車をすることをおすすめします!
砂浜を走るということは、塩水が車にかかっているので車体が錆びてしまう可能性があるからです。
では、私個人的におすすめしたいポイントを3つ教えます!

まず1つ目は、車やバイクの写真を海を背景に撮ることができることです。
これを目的に県外からも多くの観光客が来ていると言っても過言ではないでしょう。
大好きな愛車を海を背景に撮ることができるのは国内で唯一ここだけです!写真映え間違いなしです。
2つ目は、沈む夕陽を見ながらドライブできることです。
海で見る夕陽は綺麗なことは言わずもがな知っているかと思います。
そのきれいな夕陽をドライブしながら見ることができるなんて絶景ではないでしょうか!?
綺麗な夕陽と共に車の写真を撮るなんて人もいるくらいです。
最後の3つ目は、夏シーズンの海で遊ぶときに車を遊ぶ場所から近くに停めることができることです。
夏と言ったら海ですよね!海に行くとなると荷物も色々必要になることかと思います。
特に、家族連れでの海は両手に抱えていっぱいの荷物だと思います。
しかし、千里浜なぎさドライブウェイだと砂浜に車を停めることができるので車の中に荷物を置いとくことができたりと色々便利です。
千里浜なぎさドライブウェイの基本情報
千里浜なぎさドライブウェイは約8kmにわたってあるため、はっきりとした住所はありませんので参考までにお願いします。
〒929-1341 石川県羽咋郡宝達志水町(羽咋市)

通行するにあたっての心得
砂が乾ききり、白くふかふかになっている場所はタイヤがはまりやすいので注意!
波が来る場所には車やバイクなどを絶対に停めないこと!波打ち際を走ると波によってタイヤがハマります!
トイレについては、公衆トイレ・能登千里浜レストハウスが利用可能。
海水浴については、海岸の自由使用の観点からできます。ただし、自己責任となりますので離岸流等には十分気を付けること。
バーべキューやテント等については、ドライブウェイを通行する車両の妨げにならないように注意し、駐車・設置をして楽しんでください。
ただし、砂上に直接火をたかずに、器具を使用し、炭や出たゴミ等はお持ち帰り下さい。
通行情報
千里浜なぎさドライブウェイは、波が高いなどの理由で安全に走行できないと判断された場合に
石川県(管理者)が通行規制を行うため、車で走行できません。
通行可能か知るためのサイトはこちら。
【注意!】
「明日は走行できますか。」など当日以外の情報は、その日の判断の下で出されているため問い合わせても答えてもらうことができません。
旅行で千里浜なぎさドライブウェイを通りたいという気持ちは十分わかりますが、
あくまで海は自然のものであって人工的に何かすることはできないため、「通ることができたらいいな。」という気持ちで考えておきましょう。
交通アクセス(自動車)
関西方面から
【有料道路】北陸自動車道→金沢森本IC下車→
【無料道路】→山側環状道路(能登・七尾方面)→白尾IC→のと里山海道 今浜IC下車
能登方面から
のと里山海道 千里浜IC下車