JR西日本広島支社は3月16日ダイヤ改正から、ワンマン運転が行われている呉線などで車内での整理券の発行と車内での運賃の支払いを取りやめる(信用乗車の開始)ことを駅などで利用客にチラシなどを配っています。
信用乗車とは運賃の収受を行わず、乗客が運賃をきちんと支払っているものとして乗ってもらうことを言います。もちろん、乗客側からすれば無賃乗車やキセルが可能になってしまうというデメリットもあります。
3月ダイヤ改正からどう変わる?
車内で切符の運賃の支払い、整理券の発行を取りやめとなります。
そのため、3月ダイヤ改正以降は乗車の際には、あらかじめ券売機で切符を購入し、降りる際には駅の係員に切符を渡すか、改札口の集札箱に切符を入れることになります。
信用乗車が開始になるが無賃乗車やキセルの心配は?
広島県の広島電鉄では12日の中国新聞の記事で広電のICカード信用乗車制度について
開始直後は0.2%だった無賃乗車率が数ヶ月で1.1%に拡大、全車両に換算すると6000万/年の減収になってしまい、無視できないとして広電が対象車両の拡大に慎重な姿勢に転じた
中国新聞 3月12日の記事より
これはJR呉線でもまったく同じことが起きるのではないかと思います。路線の距離が当然広島電鉄よりも長いので無賃乗車率が拡大すれば大きな損失につながるでしょう。
ネット上では心配の声も
今日の中国新聞によると、
— だいきち (@Milkyway7_home) 2019年3月11日
広電がビデオ映像で調査した結果、1日平均150人、キセルしている人がいることが分かったとのこと。
JRも、呉線を都市型ワンマンにしたら同じようなことがおきるだろうね... pic.twitter.com/hq0Nfdal4N
今回呉線に来た理由
— 3054急行 三宮 (@305400042923) 2019年3月14日
それは105系で乗りつぶししたかったって言う事です。
そして車内ではJRの社員の方がこんなの配ってた pic.twitter.com/ZY23UYXWjr
外から失礼します。無人駅で整理券発行やらず無人駅でホーム側のドアを開くとキセル、無賃乗車が増えます。和歌山線は、全列車ワンマン列車になりキセル、無賃乗車が増えました。
— やっちゃん (@yaltutyan10201) 2019年3月14日