12月21日、横須賀・総武快速線向け新型車両E235系1000番台がデビューしました。鉄道ファンによって現場は想像を超える悲惨さだったのですが、何があったのかをまとめました。

悲惨なデビューを遂げたE235系1000番台

東洋経済オンラインがデビュー当日の朝に1番列車の運用を公開しました。東海道新幹線N700Sがデビューした時は鉄道ファンなどによる混雑を避けるために非公開だったのですが、今回は堂々と「大船16時51分発君津行きが最初の列車となる。」と記事に記載されています。これが後の悲劇の戦犯となってしまいました。

運用が公開されたことにより始発駅の大船は発車予定時刻の1時間前の時点で既に鉄道ファンによって埋め尽くされていました。ところが出発式を行う関係で通常なら5番線から発車する所、7番線に変更されました。

その事実がわかったのは電車が入線する前で余裕もかなりあったのですが、我先に良いポジションを取ろうという一新で多数の鉄道ファンが一般客もいる中で先頭号車停車位置までの200m以上の距離を全力疾走しました。

あまりにも衝撃的かつ非常識な行動にネット上では非難の声が上がったのですが、「鉄道ファン=障害者」という差別的なイメージがあるのと、全力疾走が短距離走みたいだったため「大船パラリンピック」という造語が拡散されました。

一部ではウケが良かったようですが、本物のパラリンピックに非常に失礼だと倫理を問う声が多数上がりました。

また鉄道ファンが物を落とす事件が2回あり、横須賀線には遅れが出ました。駅員も落とさないよう警告の放送をする羽目になりました。

最終的に先頭号車付近はラストランの如く大混雑だったのですが、1番列車に乗る鉄道ファンで各乗車位置が混雑し通常の同時間帯なら比較的空いているホームが通勤ラッシュのように埋め尽くされました。特にグリーン車には長蛇の列ができました。

先発の列車に乗る乗客の支障なり、非常に迷惑でした。また一部では割り込みや暴力騒ぎもあり大船駅は無法地帯と化しました。

大船駅の時点でグリーン車は満席、普通車も鉄道ファンによって異様な空気に包まれました。運転室後ろは前面展望を撮影しようと特に混雑し、荒れた状態でした。風景は運転台以外変わらず、1番列車で混雑し日没後で撮影にはかなり不利なのになぜそこまで1番に拘るのでしょうか。特別な放送も特にありませんでした。

大船駅発車時点で混雑の影響で2分遅れでしたが、東戸塚~保土ヶ谷を走行中に踏切の障検誤動作により緊急停車しました。これにより遅れは5分に拡大しました。さらに車内では異臭騒ぎがあり、ツイッターでは真偽不明の脱糞発言があり話題になりました。

また6号車に設置されているトイレのドアが意図的に破壊されたと騒ぎになりました。そのためドアは手で開け閉めすることになり、途中作業員が乗り込む事態になりましたが、実際はイタズラで高校生2人が自動ドアの電源スイッチを切っただけでした。

小さなことですがやっていいことと悪いことの区別がつかないようです。ネットでは器物破損と言われていましたが、壊していないにしろ威力業務妨害ではないでしょうか。

列車は通勤ラッシュへと差し掛かったのですが混雑は結局千葉まで収ませんでした。遅れはどんどん拡大し最終的には15分遅れとなり後続の列車も巻き込みました。またピンポイントでE235系が極端に混雑をし、後続のE217系が座れる程度なのに対してすしずめ状態でした。JR東日本アプリの列車位置情報ではE235系とE217系は区別されないのですが、今回は混雑具合で1発でわかってしまいます。

一般客、時にグリーン車利用者には大変迷惑で、普段と段違いで混雑し、しかも鉄道ファンが騒いでるという悲惨な状況でした。後続を待つにしても鉄道ファンによって列車が遅れているので、イメージがかなり悪くなったのではないでしょうか。

多数の悲惨な出来事が起きたE235系1000番台ですが山手線0番台の時とは違い、完全な鉄道ファンによる人災でした。1番列車に拘る理由も不明ですが、数年後にはE235系には飽きてE217系の葬式で荒れることが目に見えていますね。

鉄道コムのブログランキングに参加しています。1日1回投票をお願い致します。
鉄道コム

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事