JR恵比寿駅と恵比寿ガーデンプレイスを結ぶ通路である「恵比寿スカイウォーク(YEBISU SKY WALK)」のエアコンは実は鉄道車両のものを流用して使用されているということです。
JR東日本で廃車になったクーラーを使用
西武10000系❝レッドアロークラシック❞を見送った後で見掛けた、集中式冷房装置群・・・JR恵比寿駅と恵比寿ガーデンプレイスを結ぶ通路❝YEBISU SKY WALK❞の屋根上の設置された鉄道車両用クーラーの続きですが、例として家庭用6~8畳用エアコンと比較すると、1基当り約30台分以上の能力がある様です pic.twitter.com/A6m86ibar2
— ジョリートロリー (@bli1TBPrsEShCWz) May 3, 2021
JR東日本と恵比寿ガーデンプレイスを結んでいる恵比寿スカイウォークの通路のエアコンは実はJR東日本の使わなくなった鉄道車両から流用しています。
恵比寿スカイウォークに使用されているエアコンは全部で7個設置されていますが、これらが全て鉄道車両から流用されているものになります。
鉄道車両のクーラーって何?
鉄道のクーラーについて知らない方に向けて解説すると、鉄道車両では車内の温度を維持するためにクーラー(エアコン)が付けられています。あまり電車の屋根を見ることはないと思いますが、屋根から出っ張っていて、中で扇風機の羽のようなものがクルクル回っているものがエアコンです。ほとんどの場合、1両につき1個ついています。
恵比寿スカイウォークに使用されているクーラーはAU75型
ちなみに使われているエアコンは「AU75」という型式のクーラーで、昔の中央線で使用されていた201系や東海道線・宇都宮線などで使用されていた211系、常磐線で使用されていた415系、2021年まで特急踊り子として使用されていた185系に搭載されていたクーラーとなっています。
恵比寿スカイウォークに行ったときは、エアコンが鉄道車両のものが使われていることを思い出してあげてください。