9月6日、クラブツーリズムの団体臨時列車「~お座敷列車華で行く・貨物線の旅~」が運行されました。
車でお馴染みのパッシングが鉄道でも
この団体臨時列車は毎年行われており
新宿駅-大崎駅<りんかい線>-新木場駅-誉田駅-新小岩信号所-<新金貨物線>-<馬橋支線>-<別所支線>-大宮駅-南古谷駅(折り返し)-田端信号所-<常磐貨物線>-松戸駅-上野駅
で運転されました。営業列車が普段は通らない貨物線を経由するのが特徴で485系お座敷列車が使用されました。
話題となったのは同編成の前面展望の映像です。すれ違う対向の185系が前照灯を一瞬消灯して再び点灯させることを何回か繰り返しています。車でいうパッシングのような行動ですが何か異常でもあったのでしょうか。
投稿者によると同編成は新前橋から前照灯が消灯していて、185系はそれを伝えたかったのではないかとのことです。昼間の点灯は法律的な義務はありませんが、車両がどの方向に走っているかを明確に知らせる役割があります。
消灯するメリットはないですし鉄道会社側の規則で決まっていますから185系は何とか不点灯を知らせたくてパッシングをしたのでしょう。パッシングに気づいた運転士も前かがみに覗き込むような姿勢をして何やら不思議そうです。
その後気づいて点灯させたかはわかりませんが、車でもお馴染みの合図で鉄道でも運転士同士がコミュニケーションをとっている様子でした。