10月2日、長岡車両センターの除雪用機関車DE15-1538が譲渡のため秋田総合車両センターに入場しました。
ラッセル車が消滅
先日、保存車以外で現存する最後のDD14形が廃車になりましたが、今回のDE15形は譲渡されます。譲渡先は今のところわかっていません。JR西日本では地方私鉄に譲渡した実績があります。
同形式はJR東日本発足時には33両が日本国有鉄道から承継されましたが、ENR-1000型等への置き換えのためこの1両を残してJR貨物に売却されました。1538号機の譲渡に伴いJR東日本では同形式は消滅、ラッセル車自体も保存車を除き全滅したことになります。
秋田総合車両センターへの入場に伴い、EF81 97の牽引で長岡から土崎に配給された際の回送表の記事欄には「雪とのたたかい、お疲れ様でした。新天地での活躍を願っています。」とメッセージがありました。過去のラッセル車廃車回送時も同じような文が書かれており担当した人から愛されていたことがわかります。