JR東日本は全国の主要駅に展開していた「びゅうプラザ」について縮小傾向となっており、各地で閉鎖が相次いでいます。
しかしながら、その一方で「びゅうプラザ」閉鎖後に新しく「駅たびコンシェルジュ」という旅行相談窓口を兼ね備えた施設をオープンさせると発表しています。
一体なぜ、びゅうプラザを閉鎖したのに新しい旅行相談窓口を兼ね備えた施設を新設するのでしょうか?
秋田駅の「びゅうプラザ」は11月末で閉鎖も 2021年春には「駅たびコンシェルジュ」を新設
JR東日本は秋田駅にある「びゅうプラザ」を2020年11月30日をもって閉鎖すると発表しました。
「びゅうプラザ」を閉鎖にするのだから新しい旅行相談はできないだろうと思うのは普通だと思いますが、「駅たびコンシェルジュ」という旅行相談窓口を兼ね備えた施設を新設すると発表しました。
わざわざ「駅たびコンシェルジュ」を新設する狙いとは何でしょうか?
「駅たびコンシェルジュ」を新設する狙いは?客層は外国人と高齢者に絞る見通し
JR東日本による「ロイヤルカスタマーである大人の休日倶楽部会員に代表されるシニア層や訪日旅行者へのご案内を中心に、東日本エリアの観光情報発信拠点および各種旅行相談窓口としての機能を持つ拠点として 25 箇所に整備します。」としています。
つまり、若い世代にはインターネットを通じた予約をしてもらい、外国人や高齢者については旅行相談をする場所を設け、同時に観光情報の発信施設として利用するという狙いがあります、
今後、「駅たびコンシェルジュ」はかつてびゅうプラザを閉鎖したところに新設する予定で、2021年開設予定の川崎・秋田のほかにさらに23か所新設するということです。
JR東日本が展開する「駅たびコンシェルジュ」一覧
東京駅、浜松町駅、品川駅、渋谷駅、新宿駅(東口、新南口)、池袋駅、上野駅
柏駅、横浜駅、川崎駅、立川駅、大宮駅、船橋駅、成田空港駅、空港第 2 ビル駅、
福島駅、仙台駅、山形駅、盛岡駅、青森駅、秋田駅、新潟駅、長野駅、東京モノレール線羽田空港第 3 ターミナル駅
※川崎駅、秋田駅は2021年春に新設
上記以外に23か所新設予定となっています。