11月17日、JR九州の415系Fo109編成の方向幕がガムテープで塞がれました。一体何があったのでしょうか。
「國鐵廣島」を想起させる荒業
長崎本線を走る415系Fo109編成の下り方面側の方向幕が、ガムテープで塞がれていることが確認されました。同編成は鳥栖に夜間留置されていましたが、その時からガムテープは確認されました。
鳥と接触してガラスが割れたためこのような処置がされたものと思われますが、あまりにも大胆な補強のため「國鐵廣島」とネットで話題になりました。
國鐵廣島は国鉄時代の「國鐵廣島鐵道管理局」(国鉄広島鉄道管理局)の俗称で、当時は車両補修ではガムテープを多用し、雨漏り車両も多発していました。JR九州もガムテープを補修に使うことはありますが、ここまではなかなかのレアケースです。