2020年9月1日からJR西日本は日中に運行する「関空特急はるか」の運休が始まりました。

当初60本運転していましたが、4月以降は32本に減便、9月からはさらに半分の18本に減便されました。

この減便により、60本運転していたころから比較すると7割減便することとなります。

減便で日中の関空特急はるかが全便運休

前回4月に実施された減便では毎時00分発の関空特急はるかを全て減便した上で9両編成を6両編成に変更する措置が取られました。

しかし、約半減での32本運転でも利用客が回復しなかったことから、今回9月から18本運転するダイヤに変更されました。

今回削減されたのは「京都発毎時30分発」「関西空港発毎時44分発」の関空特急はるかで、これにより日中の時間帯(10時~17時)での運行が無くなる事態となりました。

JR西日本の「在来線特急の収入概況(8月26日発表)」によると前年同日比で約25%の利用にとどまっており、新型コロナウイルスの影響で利用客・収入が低調となっていて苦しい状況となっています。

はるか新型「271系」に加え「281系」も留置

JR西日本では「インバウンド需要対応」を理由に新型車両「271系電車」を2020年3月に導入しました。

271系電車は3両編成で281系と併結して運転をすることによって、6両編成から9両編成に輸送力を増強するというのが本来の計画でした。

しかしながら、デビューした2020年3月から新型コロナウイルスの感染拡大が広がってしまったため、「インバウンド・出張や旅行で関空を利用する人」の需要が消えてしまいました。

デビューしたばかりなのに4月1日からは運用が無くなり、わずか17日で「ニートレイン」になってしまいまい、輸送力も9両編成から6両編成に減車されました。また、2020年9月現在で約5か月間運行をせず車庫で待機の状況となっています。

2024年の置換計画はどうなる?

さらに今回、運転本数が18本に減少したことから、関空特急はるかの登場当初から運行している「281系電車」も一部「ニートレイン」になってしまうのではないでしょうか?(281系電車は全部で6両編成が9本)

JR西日本としては281系電車と比較して新型の271系電車はサービスアップが図ったのに、新型コロナウイルスの影響で当初見込まれていた利用が無くなってしまったのは少しかわいそうな気もします。

また、従来から運転されている281系電車は2024年まで新型車両で置き換えをすることが発表されていますが、「置き換え計画」が新型コロナウイルスの影響で変わってしまうのかという点も今後注目されます。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事