2020年12月31日、新型コロナウイルスが無かった例年では「帰省ラッシュ」「終夜運転」があるのが通常の年末年始です。しかしながら、今年の年末年始は異例の「帰省ラッシュなし」「終夜運転なし」となっています。
東京駅では東海道新幹線・東北・北陸・上越新幹線でも空席表示のみで「満席」表示は見れなくなっています。
東京駅の混雑状況(東海道新幹線)
東海道新幹線東京駅の様子です。予約表示は右側が東海道新幹線・左側が東北新幹線などの予約が表示されています。
予約状況を見ると全ての列車で空席を含む「○」表示となっており、例年は満席を示す「×」表示のみ表示されますが、今年はありません。
多くの人々が帰省のためにスーツケースを転がして改札口に向かう風景が見られました。ただ、例年のような混雑は見られず、乗車率は自由席で5%前後、指定席でも30%前後しか埋まっていない状態となっていました。
東京駅混雑状況(東北新幹線)
こちらは東北新幹線南乗り換え口の様子です。例年のように不正乗車防止のために改札口の前に係員が2人が立っています。
特に改札に並ぶ人の列もなく、乗り越しなどで有人改札が混雑している様子もありませんでした。
例年は12月31日~1月1日まで終夜運転が実施されますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、東京都からの要請などの影響で、JR東日本での終夜運転が中止となっており、「大晦日終夜運転取りやめ」という案内表示が掲示されていました。これも例年では見られない「異例」の光景となっています。
今年の年末年始は大雪となっており、東海道新幹線・東北新幹線で遅延が発生しています。お出かけの際にはご注意ください。