2021年4月29日、JR東日本京浜東北線王子駅で、昭和の日に「時代を昭和に戻してしまう」という、完全にネタでしかない事象が発生しました。
一体どういうことでしょうか?
昭和に戻ってしまった京浜東北線王子駅
王子駅1番線がまさかの永楽型(?)になってる!!
— Kenjiro 交通系 (@KENJIRO_INABA) April 29, 2021
ATOSが故障したせいかな? pic.twitter.com/SYBTC3tYxL
今回昭和に戻ってしまったのは鉄道車両ではなく、駅の案内放送です。通常は「ピンポンパンポン」とはメロディが流れることがありません。一体なぜ、放送が昭和に戻ってしまったのでしょうか?
昭和の発車メロディに戻ってしまった理由
王子駅依然として旧放送です https://t.co/fmNSF0ROeQ pic.twitter.com/kNieOgvRSi
— すいかめろん (@R_Express3700) April 29, 2021
ごくまれに放送機器の故障などが発生した場合に、故障した場合に使用できるように用意されている放送が今回のものです。(かつてはこの古い放送が首都圏で広く使われている時代もありました。)
鉄道ファンの方向けの情報としては、通常ATOS型放送が使われているのに対して、今回のような異常時には永楽型放送(または自放音源といったりします)が使用され今回の放送が流れる形となっています。
王子駅の放送機器が故障している様子
王子駅の放送大丈夫か? pic.twitter.com/jrXYi1W4ps
— 鉄分補給 (@tetsubunhokyuu) April 29, 2021
2021年4月29日、16時30分現在、保守点検が終了し元の放送に戻されているのですが、故障しているのか放送が正しく行えていない事象が発生しており、もう一度保守点検を行う際には永楽型放送に戻される可能性があります。どうしても録音をしたい方は今後の情報に注目したいですね。