12月28日、山陽本線八本松~瀬野間で上り貨物列車の脱線事故が発生しました。
ブレーキ故障で脱線か
28日20:50頃、山陽本線八本松~瀬野間で上り1068レ貨物列車の脱線事故が発生しました。現場は瀬野駅の北東約5.4キロで、JR貨物によると、脱線したのは23両編成のコンテナ貨車のうち、先頭から12両目の貨車で、横転はしませんでした。
貨物列車の運転士が「非常ブレーキが作動し、停車している」とJR西日本広島総合指令所に連絡した。運転士が確認したところ、脱線が発覚しました。
現場はカーブが急な場所で、ブレーキ関係にトラブルが起き、非常ブレーキが誤作動してしまったことで脱線したとみられます。当該は牽引はEF210-2で、補機EF67-105はトンネル内に停車しています。
その影響で、西条駅~安芸中野の上下線で運転を見合わせています。運輸安全委員会から現場保存命令が出されたため、29日も同区間は終日運転見合わせとなります。午後には調査員が到着しました。
30日に運転再開できない可能性もあります。