1月6日、ANAは新型コロナウイルスにおける航空券の対応について、払戻手数料などを免除するなどの特別対応をしないと発表しました。

今までの対応とは一転

ANAによると、まん延防止等重点措置発令地域発着便を含め、航空券の変更・払い戻しの特別対応は行っていないとのことです。通常の取り扱いになるため、変更・払い戻しの際は所定の手数料がかかります。

ANAやJALなどは以前に、非常事態宣言やまん延防止等重点措置発令を受けて、サキトクなどの運賃種別に関わらず、変更や払戻を無手数料で行ってきました。

今回、沖縄県を中心に感染者が急増したことにより、9日から広島県・山口県・沖縄県に「まん延防止等重点措置」を発令されます。旅行を見合わせる人が多くいる中、ANAは特別対応しないとしました。

実際に感染拡大防止のため、旅行を自粛し航空券を払い戻した人によると、電話で事情を説明しても対応は変わらず通常の手数料を取られたとのことです。手数料は、場合によっては半額以上になる場合もあります。

飛行機の場合、公共交通機関なので客の人数に関わらず、運行する必要があります。キャンセルが出たとしても、運賃収入がなくなる以外損失はほとんどないので、個別に準備が必要なホテルなどとは違って手数料を取る必要はありません。

先得で取って前から楽しみにしていた旅行を渋々自粛でもほとんど返金されません。高額な手数料を取られるぐらいなら...と旅行を強行する人が居るかもしれませんね。一方で、那覇空港ラウンジは11時~20時の時間帯のみ酒類提供、広島空港ラウンジは酒類提供中止といった対応が取られます。

JALからの発表は現時点でありません。両者で足並みが揃うのか、それぞれ違った対応をするのか注目されます。

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