新型コロナウイルスの感染が拡大する中、特別対応を一切しないANAのキャンセル料に困っている人が大勢います。悪徳とも言われるキャンセル料をなんと無料にしてしまう方法があるので紹介します。
自粛でもキャンセルには手数料が
新型コロナウイルス感染拡大によりまん延防止等重点処置や外出自粛要請が出ています。旅行を見合わせる人が大勢いいる中、ANAは今までやってきた特別対応をしないと発表。高額なキャンセル料を渋々払うか感染覚悟で旅行を強行するか対立しています。
ANAの規約の抜け穴を利用した、無条件で無料キャンセルする方法があるので早速紹介します。
タネがわかれば納得の方法
ANAの規約では、条件付き(天候、機材故障などで欠航、遅延の可能性がある)の便と同一予約はキャンセル無料となっています。ここまでは広く知られていますね。
往路便欠航(又は条件付き)に伴って発生する復路便や乗り継ぎ便についても同様に払い戻しが可能です。そこで、ANAは同一予約に便の追加が可能なことを利用します。復路と乗継に定義がないので、つまりどの空港でも何日でもいいのです。
いつもではないですが、大規模な悪天候で空港単位で条件付きになる場合があります。その際には以下の方法ですでに持っている航空券もキャンセル料を無料にすることができます。
無手数料で払い戻す方法を紹介
例えば悪天候が見込まれるといった理由で、○○空港発着の便は○○時以降条件付きとなるとします。キャンセルしたい予約に条件付きの適当な便を追加し、丸ごとキャンセルすれば無手数料になります。
具体的には、1月20日の羽田→那覇をキャンセルしたい場合、上の表に載っているので1月12日の羽田→新千歳(対象空港の条件に一致する便なら何でもいい)を予約に追加して、ネットでできなければ電話でキャンセルしたい旨を伝えればどちらも無手数料でキャンセルできます。
常識的に日付の間隔と区間的に乗り継ぎではないですが、規約上は定義がないので、乗り継ぎと言い張ればキャンセルできます。欠航便は新規で購入できないですが、条件付きは通常便と同じように購入できる上、キャンセル料などの対応も元々予約していた場合と同じです。条件付きだと知りつつ買ったからといって不利益は被りません。
台風や低気圧などを狙って無料キャンセルを獲得した人も大勢いるので、旅行は自粛したいけどキャンセル料が...という人がいたら活用してみてください。