JR西日本で区間を区切って購入した分割乗車券をめぐり、駅員が不当な追加運賃を請求する事件がありました。

分割乗車券を巡りJR西日本でトラブル多発

JRの乗車券は、営業キロや特例の関係で、区間によっては分割したほうが安くなる場合があります。例えば、三ノ宮〜京都は通常1,100円ですが、三ノ宮〜大阪:410円、大阪〜京都:570円で980円なので120円安くなります。八王子〜東京は通常820円ですが、八王子〜新宿:490円、新宿〜東京:200円で690円なので130円安くなります。

分割するのは規則上問題はなく、分割した駅で下車する必要はありません。金券ショップや有識者の間で使われている裏ワザですが、JR西日本の京都駅などで事件がありました。

新長田〜京都を利用した乗客が、新長田〜神戸、神戸〜大阪、大阪〜京都の分割した乗車券を使用しようとしたところ、駅員から正規運賃との差額130円払えと言われました。分割乗車券については話しても聞き入れて貰えず、結局渋々払ったとのことです。

他の駅でも複数枚あるうち2枚目以降を無効にし、1枚目を乗り越し精算するなどの誤取り扱いがJR西日本で多発しています。他社ではあまりない事案なので、JR西日本では故意に拒否するよう通達が出ているのかもしれませんね。

被害にあったときの対処法

分割乗車券は完全に合法ですし、拒否できる根拠がありません。もし不当な追加精算を要求されたばあいは、その場で運輸局や警察に通報しましょう。JR西日本だと管轄は近畿運輸局鉄道部監理課で、電話番号は0669496439です。後日連絡した場合でも運輸局を通じてJRから返金される場合もあります。

なお、分割乗車券は規則上発売を拒むことができます。原則発売駅発の乗車券のみを売ることになっているからです。実務上はJR各社共にどの駅発でも大抵売りますが、JR西日本は分割乗車券を頑なに嫌っているので拒否される場合も多々あります。

そうした場合は、適当な初乗り切符などを買って乗変を申し出れば差額精算で任意の区間に変更でき、拒否することができません。拒否されたら鉄道営業法違反なので、運輸局や警察に通報しましょう。

分割乗車券についてJR西日本は、「分割は推奨しておらず、目的地まで通して買って貰うことを前提にはしてます。ただ分割しても使えるので、拒否した改札の対応は間違っている。」とコメントしました。

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