8月8日、JR東海は10月末で東海道新幹線の車内ワゴン販売を終了すると発表しました。
車内ワゴン販売を終了、ネットへ移行
JR東海は、人手不足や車内環境の静粛化を理由に、東海道新幹線が車内サービスを大幅に変更します。この改革の一環として「のぞみ号」「ひかり号」の全号車での車内ワゴン販売が終了することが明らかになり、特に新幹線スイーツの定番である「シンカンセンスゴクカタイアイス」の消滅に、ファンからは悲しみの声が上がっています。
新たな車内サービスとして、グリーン車や11号車多目的室にて、モバイル端末を活用した新しい取り組みが紹介されました。具体的には、乗務員への質問や困りごとを通報する「東海道新幹線サポートコールサービス」や、食事や飲み物のオーダーが可能な「東海道新幹線モバイルオーダーサービス」が導入されます。
また、駅のホームなどに自動販売機を拡充し、ドリップコーヒーやアイスクリームなど、車内ワゴン販売で人気だった商品を購入しやすくします。
さらに、パーサーの制服もリニューアルされ、機能性と品質に優れた新制服で乗客をお迎えするとのこと。新制服はパンツスタイルを導入し、一部アイテムやカラーはパーサーが自由に選択できるようになると言います。
この新サービスは2023年11月1日から開始され、それに伴い車内ワゴン販売は10月31日に終了します。パーサーの制服リニューアルは10月1日から予定されています。
