富山駅で高山本線への乗車列が異例の混雑を見せています。普通列車なのに乗車整理券が必要となる状況になりました。何が起きているのでしょうか。
高山本線に長蛇の列が
富山駅が異例の混雑を見せています。ツイートされた画像を見ると、改札外まで続く長蛇の列があります。そして、普通列車に乗るだけで乗車整理券が必要となる状況になりました。
現場に居た人によると、駅員が乗客に対し、代わりに路線バスの利用を呼び掛けてたとのことです。まるでアトラクションの待機列のようですが、一体なにがあったのでしょうか。
増発しても足りない、イベントが原因だった
混雑の原因として大きなイベント、9月1日から3日にある「おわら風の盆」が影響を及ぼしています。八尾地区で行われるこのイベントに合わせて、多くの観光客が富山を訪れています。特に高山本線の利用者が増加することで、今回のような混雑が生じているのです。
高山本線の富山~越中八尾間はキハ120系気動車の2両編成ワンマン運転が基本で、通勤時間帯を除き1~2時間に1本程度ですが、おわら風の盆のために、時間帯によって約10分に1本の割合まで増発されます。
それでも、このように長蛇の列ができてしまいます。