JR東日本は新仙岩トンネル整備計画に関する覚書を秋田県と締結しました。新仙岩トンネルが建設されれば所要時間の短縮、悪天候時の運転見合わせ減少等の経済効果が期待されています。

秋田新幹線新仙岩トンネルは着工から11年の難工事に 建設費700億円

新仙岩トンネル計画図

今回建設される新仙岩トンネルは秋田新幹線(田沢湖線)の田沢湖から赤渕までの約15kmの区間です。

着工から完成まで11年かかり建設費は700億円で、今後国に財政支援を求めていくということです。

経済波及効果は約1113億円

E6系秋田新幹線車両

今回のトンネル建設で建設投資による経済波及効果は約1113億円、時間短縮による利用者便益も年間約11億円となる見通しです。

その他、運休・遅延等の損失回避が見込まれており、安定運行による鉄道の信頼性向上等、社会的損失の回避や低減ができます。

秋田県とJR東日本との協議は2017年11月以降行われており、今回の覚書では、早期実現にむけ、情報交換や事業化の調査・検討が盛り込まれています。

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