1月25日、小田急RSEの撮影のために線路内に侵入した撮り鉄が鉄道営業法違反の疑い家裁送致されました。
小田急線に侵入した撮り鉄が送致される
小田急20000形RSEがミュージアムでの展示のため深夜に回送が行われました。その際に同車両を撮影するため線路に立ち入った撮り鉄が、鉄道営業法違反の疑いで、家裁送致されました。
神奈川県警相模原南署によると撮り鉄は神奈川県に住む男子高校生とのことです。送致容疑は昨年10月25日未明に小田急線相模大野駅付近で線路など鉄道敷地内に侵入した疑いです。送致された撮り鉄は「SNSで知り合った仲間と一緒に撮影に行った」と容疑を認めています。
複数人による犯行
犯行を行ったのは複数人で高校生6、7人の仲間と共にフェンスを乗り越え、侵入し撮影後に逃走しました。 現場に残された私物から高校生が浮上送致に至りました。署は他の人物についても引き続き捜査しています。
犯人が高校生で未成年であったことから逮捕ではなく送致になりましたが、そもそも回送を行っていた時間帯は未成年が出歩く時間ではありません。
小田急車両の深夜回送は複数回行われましたが、毎回撮り鉄の不祥事が悪質で、今回問題となったRSEの時は、相模大野での一件以外にも営業を終えて関係者以外立ち入り禁止の座間駅や沿線の踏切に撮り鉄が侵入したことが話題になりました。小田急電鉄は県警に被害届を提出しています。