JR西日本は2021年大雨・線状降水帯の影響で発生した鉄道被害状況については公式サイトで発表をしました。
山陰エリアで被災した路線は山陰本線・木次線です。伯備線や因美線・智頭急行線・境線・山口線では被害状況は発表されていません。
山陰本線大雨による土砂災害など被害状況
馬路(まじ)から湯里間で倒木で線路上に覆いかぶさる
江南~小田間で倒木により、線路に支障する可能性?
直江~荘原間で線路下の土手が流出 標識も倒れる
来待~玉造温泉間で倒木・トンネル通過不可能に
揖屋(いや)~荒島間で踏切が川に転落しかける 構造物が崩壊
下市駅付近の踏切・線路が水没
倉吉~松崎間で土砂崩れ 線路側に土砂が流出か
泊~青谷間で線路に雨水・土砂が流入
鳥取大学前付近で法面が崩壊 線路側に土砂が
山陰本線では7月10日から臨時ダイヤで運転
ただし、代行バスと列車の接続は行いません。
また、7月10日、7月11日の観光列車「あめつち」は大雨のため運転を取りやめます。
廃止間近の奥出雲おろち号が走る木次線でも被害
南宍道~加茂中間で土砂崩れ・法面崩壊・踏切が川に
加茂中~旗谷駅間で盛り土が崩壊
木次線は一部区間で代行輸送を実施
木次線は宍道~木次までの間は振り替え輸送が実施されます。木次から備後落合に関しては通常ダイヤでの運転となります。