JR東日本は2023年春に秋田・青森・盛岡エリアにSuicaエリアを追加すると発表しました。今回のSuicaエリア追加で新しい改札システムを導入も発表されています。

新しく追加になるSuicaエリア・路線

今回新しく追加になる路線は次の通りです。

  • 青森エリア・・・奥羽本線(弘前~青森)
  • 盛岡エリア・・・東北本線(北上~盛岡)、田沢湖線(盛岡~雫石)、釜石線(花巻~新花巻)
  • 秋田エリア・・・奥羽本線(和田~追分)、男鹿線(追分~男鹿)、羽越本線(新屋~秋田)

対象駅は次の通りです。

  • 青森エリア・・・弘前、撫牛子、川部、北常盤、浪岡、大釈迦、鶴ケ坂、津軽新城、新青森、青森
  • 盛岡エリア・・・北上、村崎野、花巻、花巻空港、石鳥谷、日詰、紫波中央、古館、矢幅、岩手飯岡、仙北町、盛岡、大釜、小岩井、雫石、似内、新花巻
  • 秋田エリア・・・和田、四ツ小屋、秋田、泉外旭川、土崎、上飯島、追分、出戸浜、上二田、二田、天王、船越、脇本、羽立、男鹿、新屋、羽後牛島

Suicaを購入できる駅については決まり次第発表となります。

Suicaエリアが追加されたのは一体なぜ?理由は?

今回Suicaエリアが追加となりましたが、一体なぜ追加されたのでしょうか?JR東日本によりますと、Suicaを様々な場面で使ってほしいということと、利便性を上げるためと説明されています。

また、今後東北エリアでのSuica拡大をすることで、キャンペーンなど新たな施策が打ち出される可能性があり、これについても今後注目していきたいところになります。

東北エリアのSuica拡大でできること・注意点

今回のSuicaエリア拡大で何ができるようになるでしょうか?今回のSuicaエリアの拡大は44駅が増えるほか、タッチ&ゴー、Suica定期券が利用できるようになります。

ただし、注意点としては3エリアとも「エリア内完結」が条件です。エリアをまたいでの利用ができないので、注意が必要です。

新しい改札システムも導入 更なるSuica拡大を目論む

今回の東北エリアへのSuicaエリア拡大に伴い、新たな改札システムが導入されます。現在首都圏などでも使用されているSuicaの運賃計算ですが、各改札機で運賃計算を行っています。しかし、今回の新しい改札システムでは、計算を改札機ではなくサーバー上で計算する方法に変更されるということです。

新しいSuicaシステムを導入することによってモバイルSuicaなどスマートフォンによる多様なサービス提供の実現の他、さらなるSuicaエリアの拡大も目論んでいるということです。

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