ネット上で一部の鉄オタが「国立駅の警備員は無能」と非難の声を浴びせています。一体何があったのでしょうか。
人身事故を口実に

きっかけは国立駅で起きた人身事故でした。靴とカバンを置いて飛び込みフロントガラスに直撃したとのことです。普段なら「他のところでやってくれよ」だったり「俺の愛車の○○編成が」といった声が上がるのですが今回は違いました。
一部の鉄オタが今回の事故の責任は警備員にあると主張しているのです。要約すると普段自分たちがネタ列車を撮影する時は強く注意をするのに、靴を脱ぐという異常な行動には気づかなかったと警備員が無能と非難しています。
映像を見ると手前のホームで奥に線路に停車している甲種輸送を撮影しているようですが、手前の線路に通過列車が来ているのに注意をしていないようです。そこに警備員が「下がれおらぁ」と厳しい口調で注意を促しています。
この厳しい口調に腹が立ったようで自分たちは注意して人身事故はなぜ注意しないと比較のしようがないことで論争が起きているのです。
靴を脱いでいたとはいえフロントガラスに当たったということは飛び込んだのは直前ですし何十人も集まっている集団と比較できません。鉄オタは人身事故を減らしたいというよりも人身事故を口実に警備員に撮影を邪魔されないようにしたいのでしょう。
そもそも警備員の質以前に自分たちが危険だからわざわざ警備員を派遣されているということ自体恥ずかしくないのでしょうか。
警備員が悪いとかいうおかしなことを言っているのは一部で冷静な人も大勢います。通過列車が迫っている中一刻も争うというのに言葉遣いを選べというのはそれこそ事故が起きてしまうのではないでしょうか。
そもそも自分たちの撮影マナーが悪いのにそれを棚に上げて騒いでいるのなら「事故防止のために」ホームでの撮影全面禁止にすれば文句はないですね。