1月20日から実施された終電繰り上げの影響で、東武では激レアな放送が2日間限定で流れました。

終電繰り上げで営団池袋行が誕生

東武鉄道では終電繰り上げによる終電付近の列車の一部区間運休が生じたため有楽町線池袋止まりの列車が誕生しました。

東武では東武池袋行と有楽町線池袋行が混在することになりました。自社線の方は従来通り「池袋行」なのですがメトロの方が区別するために接近放送がとんでもないものになりました。

「各駅停車 営団池袋 行がまいります」

令和時代になって営団というワードが自動放送で流れたのです。その後に流れた黄色い点字ブロックという言い回しに時代の差を感じますね。肉声では「地下鉄有楽町線直通各駅停車池袋行」と案内され、入線してきた車両はメトロ10000系です。

営団があった当時の意味合いとして東武池袋は池袋、有楽町池袋は営団池袋、副都心池袋は新線池袋
ということになりますが、今の時代そもそも営団を知っている人がどれぐらい居るのかという問題になります。

この関根さんの自動放送になった頃には営団ではなく既にメトロになっていましたが、諸事情で営団池袋というパーツがあったのですね。

速攻で封印されてしまう

この激レアな放送があることを知って多くの鉄道ファンが駅へと押し寄せたのですが残念ながら20、21日限定の放送で、22日以降は

「地下鉄有楽町線直通 各駅停車 池袋行がまいります」

に修正されてしまいました。営団ということ自体ミスですが、せっかく終電を繰り上げたのにネタ目当てに人が集まっては意味が無いので仕方がないですね。

発車標では東武池袋と"営団"池袋は区別されず、池袋と表示されます。元々想定がなかったとはいえ少し分かりずらいとの声が上がっています。

終電が繰り上げたことにレア種別などが各社で誕生していますが、まさか営団が聞けるとは思わなかったのではないでしょうか。残念ながら速攻封印され聞けたのは2日間の深夜限定となってしまいました。

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