ツイッター上に深夜に撮影された写真が話題になりました。撮影にはある危険な方法がされています。

撮影の禁忌「フラッシュ」を連発

問題となったのは深夜に撮影されたロンチキと呼ばれる列車の写真です。本来であれば撮影した場所は真っ暗でカメラにはほとんど写らないはずですが、かなり明るく撮影されています。

写真には不自然な光の当たり方が確認でき、影からして撮影者が発したフラッシュと思われます。外付けタイプの強力なものを使ったのか露出設定が下手なのかはわかりませんが、写真を見る限りかなり強い光で照らしているように見えます。

写真には機関車の運転室から作業員が撮影者を睨みつけるような姿も写っています。走行中フラッシュを焚くのは論外とネット上では批判の声が上がっています。車で例えるとハイビームのようなもので、安全な運転に支障をきたす危険な行為です。

保線員に対しても同様で、よく平然とフラッシュを焚いて何事も無かったかのように投稿できるのか疑問です。過去のツイートからして中年と推測できますが、暗闇に目が慣れてる中いきなりフラッシュを焚かれたらどうなるかわからないのでしょうか。

0 0
Article Rating
申し込む
注目する
guest
2 Comments
最も古い
最新 高評価
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る
白武 直幸
白武 直幸
4 年 前に

これは絶対にやってはいけない行為です。機関士が眩惑され、運転に支障が出ます。私が現役の助士の頃も、一度やられたことがありますが、一人ではなく左右方向から数人がストロボを使っていました。機関士さんがよく非常をかけなかったものだと思いますが、橋の手前だったので停車するのを諦めたのでしょう。今から思えば止めてしまった方がよかったのかも知れません。投稿された写真を見ればわかるとおり、多少光量が大きいストロボを使ったところで、全体を照らせるものではありません。こんな写真には何の価値もありません。列車妨害で拘束されても文句がいえない行為で捕まってなんになるでしょうか。
ちょっとカメラマンの皆さんに忠告ですが、機関車や電車の前照灯を走行中に減光することは許されていません。前途の視界が暗くなり危険だからです。それをハイビームなどといっていますが、全光の状態があたりまえなので、余計な口出しはしないでください。乗務員にとって前照灯が明るいのは何にも増して大事なことなのです。

大森哲
大森哲
4 年 前に

素晴らしい。
撮り鉄のイメージを体現している。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事