2020年10月2日に実施された東京メトロ18000系という車両を実際使用する路線に輸送する、通称「甲種輸送」が行われました。
山口県の下松駅から山陽本線・東海道本線を経由し、東急の長津田駅まで輸送されるロングランとなるため、沿線で撮影をしようと多くの鉄道ファンが集まりました。
しかしながら、その一方で「撮り鉄のせいで東海道線がストップ」という信じがたい出来事も起きてしまったようです。一体何があったのでしょうか?
【撮り鉄の三脚のせいで東海道線がストップ】一体なぜ?一般の乗客2100人に影響
今回トラブルが発生したのはJR東海道線興津駅構内の第三興津踏切で近隣住民より通報があったということです。
清水署によりますと三脚の所有者は愛知県一宮市の46歳の会社員が、踏切脇にカメラを設置し遠隔操作で撮影していたということです。近隣住民から通報があった際、また「東京メトロ18000系甲種輸送」は通過していなかったということです。
警察は厳重注意という形にしたそうですが、「撮り鉄の三脚ための安全確認」が行われ、JR東海道線は最大35分の遅れ、2130人の乗客に影響が出たと静岡新聞の10/4朝刊で報じられています。
ツイッター上では「本当に許せない話」「出かける途中で足止めを食らった」「もはや撮り鉄=社会の害」と批判の声が多数
ツイッター上では撮り鉄のせいで東海道線がストップした件について批判の声が多数噴出している状況です。
中には同時間帯に出かけようとしていたところ、今回の撮り鉄の三脚による安全確認による遅れに巻き込まれてしまった人もツイートで「本当に許せない話」「出かける途中で足止めを食らった」と実際に東海道線を利用する一般客からも不満が噴出しています。ツイートをされていた方によると母からの用事で清水から静岡へ移動しようとしたところ、巻き込まれてしまったということです。
ツイッター上の鉄道ファンからも「もはや撮り鉄=社会の害」「また底辺撮り鉄か」「現業(※鉄道会社側)に迷惑かけるのはやめません?」「いい歳なのに善悪の判断もつかないのか」というコメントも見られており、「鉄道ファン」からも批判の声が多数上がっています。
たった1人の「迷惑撮り鉄」の行動が乗客2130人の大切な時間を奪ってしまったという事実と、甲種輸送を昼間の時間帯に行うと「迷惑撮り鉄」によって列車が止まってしまう可能性があるということは、鉄道会社としてもその辺が考慮され、場合によっては今後は沿線に警備員を配置しなくてはいけなくなるという事態も想定されるでしょう。
そもそも、趣味をしている以上鉄道会社には迷惑をかけてはいけないという前提で行動している人が大多数の中、今回は鉄道会社と東海道線を利用する地域の方々に迷惑をかけてしまったことで多くの鉄道ファンは「申し訳ない気持ち」でいるんだろうと思います。
同じく鉄道を趣味としている「鉄道ファン」にとっては一部の「迷惑撮り鉄」によって「趣味がやりづらくなる」「一緒にされるのは嫌だ」と思った人も多いのではないでしょうか?
今回のように列車を停止させてしまった事例は少数ですが、各地で近隣住民とのトラブルが発生しており、JR東日本新潟支社では「鉄道ファンの皆さんへ」というタイトルで、ルールを守ってほしいと呼びかけています。
今後趣味がやりにくくなるということを考えたときに「鉄道ファン」1人1人がどんな行動を取るべきかということは改めて考え直したいところです。
厳重注意だけど!JR東海は迷惑かけた撮り鉄に高額な賠償金を請求しなさい!出来たら億単位で
悪いのは静岡県知事
呆れた
趣味が同じだけで同類にされ肩身が余計狭くなる