2019年12月4日~5日未明、JR東海が新たに導入する新型特急「HC85系」が日本車両の工場から出場、姿を見せました。今回出場したのはHC85系試験走行車編成の番号はD1編成です。量産車は2022年を目標に投入します。

HC85系試験走行車が日本車両の工場から出場する様子

新しくハイブリッドのエンブレムが車体に記されているのが分かります。

撮影者は昼間の撮影と同じくらい多くの人がいたそうです。夜遅くにご苦労様です。

日本車両の工場から出場していく様子です。エンジン音がたまりませんね。

西小坂井駅を高速で通過する様子

従来の気動車と比較するとエンジン音も静かですし、電車のモーターのような音も聞こえます。

気になるHC85系の車体番号 キハ?クモハ?

HC85系は鉄道ファンの間では気動車扱いで「キハ」となるのではと予想されていましたが、実際は異なりました。

車体番号は大阪方より クモロ85-1、モハ84-101、モハ84-1、クモハ85-1 と全車M車電車扱いとなっています。

これはディーゼルエンジンで発電して、その電力で電車を動かすことから電車扱い、免許についても内燃車(ディーゼル)の免許が不要で、動力車(電車)の免許で運転できるのではないかと考えられます。

もしこれが成功すれば全国で広がるかもしれませんが、今回はあくまで試験走行車。温かく見守りましょう。

HC85系の今後は特急「ひだ」「南紀」キハ85系置き換え

プレスリリースより

HC85系は、安全性・快適性の向上や環境負荷の低減などを図りつつ、ハイブリッド方式の鉄道車両として国内初の最高速度120km/hでの営業運転を目指している車両です。

今後は特急「ひだ」「南紀」が走行する路線に投入され、現在走っているキハ85を置き換えます。

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