JR東日本の労働組合の1つ、JR東日本輸送サービス労働組合は、列車への破壊行為が相次いでいることを発表しました。特に3月に定期運用引退を控えた185系では、部品の盗難が相次いでいます。
引退間際で盛り上がっている裏では盗難事件が相次ぐ
組合は、列車に対する破壊行為が相次いで発見され「悪質で安全を脅かす 列車妨害が連続して発生!」と発表しました。
座席のシートを切りつけたりするなどの単純な破壊行為の他に、3月に定期運用離脱となる185系では「号車札」や「行先表示器」の盗難が2月だけでも7件発生しています。
185系の鉄道部品は今後高く売れるであろうことから、ファンによる犯行だとも断定できず、転売屋や業者である可能性が高いです。ドアコックを扱い侵入するなど計画性にある犯行です。
JR東日本では行先表示器が格納されている箇所に防犯カメラ設置を示すステッカーを貼ったり、車番プレートなど盗まれやすいものは、本物ではなくテプラで代用するなど、ダミーで対策をしています。
詳細
1月25日(月)
中央快速線 清掃作業中に座面と背もたれが切られているのを発見
26日(火)
東海道線 清掃作業中に座面にマチ針が刺さっているのを発見
30日(土)
山手線 清掃作業中に座面と背もたれが切られているのを発見
2月1日(月)
宇都宮線 清掃作業中に客室窓カーテン紛失しているのを発見(185系)
2日(火)
宇都宮線 仕業検査中に行先表示幕が紛失しているのを発見(185系)
2日(火)
宇都宮線 清掃作業中に客室窓カーテンが紛失しているのを発見(185系)
3日(水)
中央快速線 仕業検査中に座先背もたれの焦げ跡・業務用コンセント蓋の変形を発見
6日(土)
東海道線 入区後、号車札が紛失しているのを発見(185系)
9日(火)
常磐線高浜~石岡間 線路上に置かれていた仮設足場で使用する歩み板と衝撃
10日(水)
伊東線 交代時に車掌は号車札が紛失しているのを発見(185系)
11日(木)
東海道線 出区点検中、ドアコックが扱われているのを認め確認したところ、行先表示器が紛失しているのを発見(185系)
12日(金)
中央快速線 折り返し車内点検中、座席ヘッドレストの破損と枕カバーが紛失し ているのを発見
17日(水)
東海道線 出区点検中、号車札が紛失しているのを発見(185系)
18日(木)
総武快速線 グリーンアテンダントより、座席のヘッドカバーが破られていると 申告を受け、予備品と交換
物を盗る奴等の心理って、自己中な感覚の奴らが多い、鉄道部品に限った事では無いが旅行の記念と称して常識では考えられない物を、旅館の備品で消耗品のフェイスタオルや歯ブラシ等ならともかく、内線用電話器、テレビ、浴衣、枕、従業員用のユニホーム迄!理由を聞くと、「これは売り物では有りません持って行かないで下さい」と、表記(書いて)して無いから、持って行っても良いでしょう、と、幼児でもわかりそうな行為も文字で表記して無いから、やっても良いと、 なので、昨今のホテル室内の説明書には、室内の備品ついて持ち帰りに成った場合、後日現状回復の実費を戴きます。と、つまり一部の消耗品を除いて備品は持ち帰らないで、但し持ち帰った場合は現状回復する為の費用(備品の実費、備品が補充される迄の室料、人件費、手数料等)を請求する場合がありますと表記されてます、旅館でも一般常識が理解出来ない人々にでも解る工夫してるので、鉄道車内でも、備品一つ一つに表記して盗難に備えなくては成らない、185系のカーテンは昨今の特急車両では珍しく、日除け用にロール式のブラインドと共に付いて居るから、片方が無くても日除け効果は損なわれない事から、困ったちゃん思考から→カーテン無くても日除けにはブラインドがあるから問題無いよね→ダイヤ改正で廃車になる予定だから→カーテンもゴミとして処分されるから→ゴミとして処分される前に有効活用してあげるから、持ち帰っても良いよねと、こんな思考の人々が居る限り、盗難防止の為に防犯カメラを設置しても、そもそも悪い事をやっている自覚が無いので、抑止力にも成らないだけどねえ