JR西日本 広島・山口県内 運転見合わせ状況・復旧見通し
7月9日、中国新聞によると広島県・山口県内の在来線の復旧見通しが発表されました。
今朝の中国新聞より
JR在来線各線の復旧見通し
徳山〜柳井は数週間程度のようです。 pic.twitter.com/1ntxx5puuy— 山鉄 (@yama_tetsudo) 2018年7月9日
運転を見合わせているほとんどの区間で数週間から、1週間程度ですが芸備線・山陽本線・呉線では大きな被害があり、数か月や相当の期間かかる区間があります。
物資の不足が長期化する恐れ
山陽本線は西日本で特に貨物列車での輸送量が多く、並行している高速道路が通行止めになっており、物資の不足・物資の配達の遅れが今後も続くと思われます。
鉄道貨物は1つの列車でトラック60台分の物資を運ぶことができます。
トラックは鉄道貨物に比べ輸送力や速度が遅いため、周辺道路が渋滞したりということがありそうです。
被災前は多くの貨物列車が東日本や九州から走っていましたが現在は山陽本線が使えないため、運休を余儀なくされています。
7月11日のJR四国の発表で貨物列車からトラック・船舶への代行輸送が決定しました。
これによって少しは貨物輸送が改善されるとは思いますが、それでもまだ輸送力が足りない状況は続きそうです。
また、現在も宅配を行っている郵便局や運送会社は取り扱いのないところがあります。
岡山県の伯備線は運転再開は8月中旬
伯備線おわったな pic.twitter.com/q9RfzqFhxm
— しょうき (@shoki__0708) 2018年7月11日
伯備線は土砂災害の影響で現在運転を見合わせていますが、運転再開時期は8月の中旬との発表がありました。
これに伴い、サンライズ出雲・瀬戸号も8月中旬まで運転を取りやめる予定です。