1月6日から奥羽本線追分駅で貨物列車が雪の影響で抑止になっています。運転再開見込みは立っておらず、抑止から今朝で9日目を迎えました。

秋田県の奥羽本線追分駅で9日間抑止

福岡貨物ターミナルから札幌貨物ターミナルへ荷物を輸送する貨物列車ですが、大雪の影響で秋田県の奥羽本線追分駅で抑止が続いています。本来のダイヤは以下の通りです。

福岡貨物ターミナル1:55発~(2070レ)~吹田信号場14:32着14:57発~(3099レ)~東青森(翌日)11:25着11:45発~(99レ)~札幌貨物ターミナル20:43着

1月6日深夜に福岡を発車し、約2100kmの道のりを丸2日かけて1月7日の夜に札幌に到着する予定でした。ところが大雪の影響で奥羽本線追分駅で抑止となり、現在も運転再開していません。15日を迎えて抑止から9日目となりました。

暴風雪で完全に麻痺

抑止になった時からいつ運転再開されるか心配する声があがっていましたが、状況は一向に改善せず3099列車はJR貨物が公開している「現在の輸送状況」の一覧から一時的にではありますが削除されました。

今回の事態に対して14日13時の時点でJR貨物は、北海道地区・上越地区・東北地区を通過・発着する貨物列車について、7日から13日までにコンテナ列車381本が運休となっていると発表しました。

気になる荷物は?今後の行方は?

気になる中身ですが、コンテナを確認すると荷票に「恵佑会札幌病院」「芸術の森地区新設小学校」「サンクパール幼稚園」などと書かれており、札幌市にある施設への荷物であることがわかりました。

また糖蜜タンクコンテナなどもあり、冷蔵コンテナに関しては冷蔵ユニット動かしています。作業員が燃料を携行缶にでも入れて、コンテナ1個1個に補給することで維持しています。

抑止から4日目あたりからパンタグラフを下げてしまった3099列車ですが、他の抑止していた貨物列車が数数日遅れで運転再開しているものの、動く気配がありません。多くが運休になる中で身動きが取れなくなってしまいましたが、今後の行方がどうなるか気になりますね。

追記:15日朝に運転を再開しました。

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