2021年3月24日、西武9000系9103Fが検査やワンマン化と思われる改造を終え、武蔵丘車両検修場を出場しました。
元京急塗装の9103F ワンマン化改造後は赤一色で運用か?
9103Fは元々京急とコラボレーションすることによって生まれた、幸運の赤い電車「RED LUCKY TRAIN」として、2014年7月から2020年11月頃まで京急の2100形などに似た塗装となって池袋線などを走り続けていました。
運用離脱後は横瀬に回送された後、4両編成に短縮され武蔵丘車両検修場へ入場していました。
今後は多摩湖線などで走るものと思われます。
赤一色で出場、過去にも赤一色の9000系が見れた?
赤1色となって出場した9103Fですが、実は9000系の赤1色(?)というものは2014年7月にも見ることができました。
それは武蔵丘車両検修場で赤一色に塗り替えられ、「RED LUCKY TRAIN」になる前に試運転した時のみ限定のものでした。窓周りの白い部分(厳密にはクリーム色)はラッピングによって表現されていたためです。
しかし、今回出場した際に見せた姿と、その時の姿とでは、微妙に異なる点もあります。
西武9000系は元々戸袋窓が設置されていましたが、その戸袋窓は広告スペース増加のためか、黄色い板で簡易封鎖された歴史があります。
その簡易封鎖に使用している板は、塗り替えた際にその塗装と合わせたものに変更されていて、9108Fはレジェンドブルー、かつての9101Fはピンク色のものを装着していました。
そして2014年7月に出場した際に9103Fは、元の塗装と同じ黄色いものを戸袋窓部分に装着していましたが、今回出場した際には赤いものに取り換えられています。
今後は赤1色で走り続けるのではないでしょうか。
サムネイル画像は当該編成とは関係のない編成となります。
サムネイル画像提供:こつあず鉄道ちゃんねる