山口県の日立笠戸製作所で製造されたN700Sが瀬戸内海を海上輸送されました。これから大阪港へ向かい、大阪港からはトレーラーで鳥飼車両基地まで陸送される予定です。
【N700S】なぜ瀬戸内海を海上輸送?
瀬戸大橋線の車内で新幹線(N700S)の海上輸送を目撃。まさかの収穫に度肝を抜かれました。 pic.twitter.com/MH3fOT5smc
— さくふぁむ (@Sakufam21_27) July 30, 2020
今回偶然にも瀬戸大橋線の車内からN700Sが撮影されたということですが、一体なぜ瀬戸内海を海上輸送されていたのでしょうか?
N700Sの製造メーカーは「日立製作所」と「日本車両製造」です。今回船で海上輸送されたのは日立製作所の方で、山口県にある笠戸製作所で作られました。通常は陸送などを行うケースが多いですが、笠戸製作所で製造された鉄道車両は山口県から大阪港まで船による海上輸送がされます。
過去にはN700Aなどもこのルートで輸送がされていますので、今回も同じルートと推測できます。
大阪港で陸揚げされてトレーラーで大阪にある新幹線の車両基地「鳥飼車両基地」まで輸送されます。通常山口県から大阪港までは2日以上かかるとされていて、陸揚げの日程については不明ですが大阪港で陸揚げをされるのは確実と思われます。陸揚げの様子も撮影ができる方はしてみてもいいかもしれません。