ツイッター上で鉄道ファンに優しい発車標としてJR四国の高松駅が話題になっています。一体どういうことなのでしょうか。
鉄道ファンに優しい発車標とは?
高松駅の表示、わざわざ形式名まで出してて笑った pic.twitter.com/oBM5fVxL3Y
— 初鹿野 (@ssg_335) November 23, 2020
高松駅6番線の発車標の本来行き先などが表示される場所に「クモヤ443系」と表示されました。乗る列車がどの車両なのか知らせてくれると思いきや、種別をよく見ると回送です。
実はこの443系は国鉄時代からある電気計測用の事業用交流直流両用電車です。現在はJR西日本が所有しており、架線検測を行うクモヤ443形と、信号検測を行うクモヤ442形の2両編成で構成されています。
営業列車ではないので発車標に表示するかどうかは会社や地域によって異なると思います。高松駅では時刻だけではなくどの車両が来るかも表示してくれるので「優しい会社」「さすが高松駅」とかなり好評なようです。
滅多に来ないレア車両ということだけあって鉄道ファンにとっては嬉しい表示だったのではないでしょうか。表示しなくても非公式で調べればいくらでもわかりますが、鉄道会社から知らせてもらえると気分がいいですね。