JR西日本は「休日フリーパス」とも呼べる切符を発売することを発表しました。
名称は「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」でJR西日本の「JR自由周遊区間」を1日または2日乗車することができます。
ただし、新快速・快速・普通列車のみが乗車可能となり、特急列車・新幹線には乗車することができません。(別途特急券を購入すれば特急列車に乗車することができる可能性があります。それについては今回発表がありませんでした。分かり次第追記します。)
「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」が発売
今回の関西近郊 休日ぶらり旅きっぷの特徴は従来からフリー区間に指定されている「アーバンネットワーク」に加え、宝塚線・嵯峨野線を経由して福知山に迎えるように区間が追加されていることです。
これは現在大河ドラマで「麒麟が来る」で舞台となった福知山を観光してもらいたいということで今回は特例措置として区間が追加されています。
この切符の特典としては「駅のレンタル自転車の1回利用」ができるほか「駅レンタカー」を1日4000円で貸し出す特別料金も設定されているのが魅力でしょう。
関西ワンデーパスより使い勝手がいいかも 4500円で2日間使える
今回JR西日本からは秋の「関西ワンデーパス」が発売されますが、値段は1日3600円で水上バスや近江鉄道が乗り放題のほか、京阪・南海・近鉄のフリー乗車券を一つ選ぶことができます。
しかしながら、1日3600円の設定しかないためJR線だけ乗りたい方にとっては若干高いと感じている人もいるかもしれません。
今回発売される「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」では水上バス・近江鉄道の乗り放題と私鉄各線のフリー切符がついていない代わりに価格が安く設定されており、1日間の利用だと2600円・2日間の利用だと4500円で利用することができます。
あくまでJR線だけ使って旅行したいという方や、福知山方面に出かけたい方は「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」を利用してみてもいいのではないでしょうか?
発売はみどりの窓口では行わず、ネット予約「e5489」のみでの発売となります。
まだ前日までの購入が必要で当日の発売は行いませんので注意が必要です。
利用期間は2020年9月19日~12月20日までの約3か月間の土休日のみ発売されます。(平日は発売されません。)