2021年1月10日、北陸新幹線はくたか475号長野発上越妙高行き、はくたか478号が上越妙高始発長野行きとして運転されました。

上越妙高始発長野行きの北陸新幹線の定期列車は2018年のダイヤ改正で廃止となっていて、北陸新幹線初の減便ということで、名前を残した列車でもあります。今回約2年ぶりに復活運転されたかたちとなります。

本来の時刻表には存在しない「幻の列車」が北陸新幹線を走りましたが、一体なぜでしょうか?

【幻の列車】上越妙高発着のはくたか475号・478号が運転 大雪による影響

こちらが「幻の列車」とも呼べるはくたか478号の実際の様子です。1号車~10号車までが全て自由席となっており、11号車はグリーン車、12号車のグランクラスは封鎖されています。

上越妙高駅には11番線には折り返しできる設備

JR東日本の上越妙高駅11番線は折り返しができる2面4線の構造となっており、東京方に渡り線が設置されています。これによって長野から上越妙高までの区間列車を運転することができるという仕組みです。

過去には金沢発糸魚川行きの折り返しに使用された実績も

過去には長野~糸魚川まで営業運転、糸魚川~上越妙高間は回送、上越妙高~金沢まで営業運転するという渡り線をフル活用したダイヤも組まれていました。この時は2019年の台風19号の影響で、上越妙高~長野が不通となっていたため運転されていました。

はくたか475号は所定は糸魚川発金沢行きだった?

こちらははくたか475号長野始発上越妙高行きの列車です。先ほどと同じく、普通車全車自由席でグランクラスの営業なく、封鎖されています。

今回の運転では上越妙高行きとして運転されていましたが、本来の行先は「糸魚川発金沢行き」となっていた可能性があります。

これは2019年10月の実績では糸魚川21:28→金沢22:19(はくたか575号の時刻)で運転されていました。しかしながら今回のはくたか475号では長野発上越妙高行きとして運転されています。

はくたか475・478号は時刻表に存在しない理由

今回は北陸・新潟エリアを中心に大雪に見舞われました。このため、富山~長野間では除雪のために列車を運休させるなど混乱があり、時間の経過とともに上越妙高で折り返して長野に戻る列車が、今回運転されたはくたか475・478号です。

通常はくたか号の定期列車には500番台の号数が使用されます。これは定期列車と災害時を除く臨時列車にも使用される号数です。

はくたかなのに500番台を使用せず、行先も決まっていない列車

しかし、今回急遽運転が設定された「はくたか」には450番~499番までの号数が割り振られており、「時刻表に存在しない幻の列車」となっているわけです。

しかも、先ほどのように糸魚川発金沢行きとしての号数にも使用できますし、長野発上越妙高行きの列車としても運転することができ、ある意味「行先の決まっていない列車」になります。

2021年1月の豪雪では鉄道にも被害が

今回の2021年1月の豪雪は鉄道施設にも甚大な被害を与えていて、既に鉄道施設が破壊されるような大きな被害も発生しています。

関連記事(上越妙高・珍しい行先・臨時停車まとめ)

在来線の珍しい行先まとめ

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事