京成電鉄は旧式の京成3600形リバイバルカラーを成田スカイアクセス線経由で運転、最新の京成3100形が東成田駅の現在使われていない「幻のホーム」に乗り入れをする「新旧逆転」の旅行商品「今昔ツアー」が発売されます。
3600形が再びスカイアクセス線へ 最新3100形も東成田に乗り入れ
3600形のリバイバルカラーはつい先日も旅行商品限定列車として普段乗り入れない「成田スカイアクセス線」に乗り入れを行っており、リバイバル塗装が実施されてから2度目となります。
京成の古い3600形を路線としては新しい成田スカイアクセス線に乗り入れをし、昨年10月に導入されたばかりの新3100形を旧成田空港駅である東成田駅「旧スカイライナーホーム」から八千代台まで運転します。
ここ最近は京成電鉄が「鉄道ファンに向けて」旅行商品の発売や8600形リバイバル塗装を行ったうえで、記念乗車券の発売を行っており、鉄道ファン向けのツアーとして『京成トラベルサービス、および京成電鉄では、今後もイベント列車の運行を通じ、多くのお客様にお楽しみいただける企画をご提供してまいります。』とのコメントを出しています。
ツアーの運行日と工程について 「密」を避けるためか参加者以外にはダイヤ非公開に
開催日は2020年8月29日、12時頃に3600形リバイバルカラーが八広駅を出発、成田スカイアクセス線経由で空港第2ビルまで運行します。
そこから、徒歩10分で東成田に移動、新3100形が東成田駅旧スカイライナーホーム(幻のホーム)から発車します。15時頃八千代台に到着し、現地解散という流れです。
今回ダイヤについては新型コロナウイルス対策のため、密を避けるためか「旅行商品に参加する人だけに運行ダイヤが公開」となります。前回の3600形リバイバル塗装の運転では事前にダイヤを公開していたため、多くの撮り鉄が集まりました。
これを京成側は「良くない」と思ったのか今回からダイヤが非公開となっています。「鉄道ファン」のために京成電鉄から歩み寄る形で実施されているわけですから、「モラルを守ること」で継続してイベント列車が実施されるのが理想的ですね。
ツアー中には記念弁当やノベルティなどが配布
- 3600形リバイバルカラー×3100形がデザインされた包装紙の弁当
- オリジナル参加記念証明書・特製ノベルティ
- 3600形クリアファイル・3100形クリアファイル・路線図タオルプレゼント
- ユアエルム八千代台店で利用可能な500円クーポン券プレゼント
今回の配布物でお弁当・クリアファイルは定番となってきた感じがありますが、旅行商品の列車としては「路線図タオル」はなかなか出ないので珍しい配布物となりそうです。
京成電鉄側も鉄道ファンが「今乗りたい」と思えるように施策が実施されています。
旅行代金・「ツアー」発売日について
旅行代金は大人5500円、子供5000円で発売されます。
発売日は8月20日11時から京成トラベルサービスで発売となります。
京成を応援するという意味でも是非購入してみてはいかがでしょうか?