2021年4月17日から18日にかけて寝台特急「なは」24系が九州から四国へ陸送されました。
ブルートレイン寝台特急「なは」が鹿児島から香川・観音寺に移送
山奥のトンネルを駆け抜けるブルトレ陸送 pic.twitter.com/cIsrLcW62Q
— ひろらいなー (@hiroliner5000) April 16, 2021
寝台特急なはについて知らない方もいると思うので、改めて寝台特急なはについて説明すると、2008年3月14日まで京都から熊本まで運行されていた寝台特急で、途中の鳥栖まで寝台特急あかつきと連結し、寝台特急なは・あかつきとして運転されていた列車です。
この列車のうち、オハネフ25-2209、オハネフ25-206については鹿児島県の阿久根駅前から香川県観音寺まで移送されました。観音寺市にある「ロープウェイ山麓駅」に移設され、すでに線路が敷かれているということです。今後四国遍路の駅「オハネフの宿」として「なは」「瀬戸」の名称幕を出した状態で展示される予定です。
移送・移設費用はクラウドファンディングで調達
今回の移送・移設費用はクラウドファンディングで調達し、約1700万円を集めて実施されました。
今後2021年秋ごろのオープン予定の「オハネフの宿」でオハネフ25-2209、オハネフ25-206で宿泊施設として使用される見込みです。
今後ブルートレイン「なは」を通じて、新たな観光需要が生まれるのか注目です。