2021年4月24日、臨時快速列車が臨時特急を退避のために停車する並びが撮れるとネット上で話題となっています。さらに面白いのが臨時特急を臨時快速を抜き返す光景も見れるということで、鉄道ファンにとっては「1度で2度おいしい」列車となっています。
一体なぜ、このような現象が起きているのでしょうか?
国鉄185系「あしかが藤祭りまつり1号」が東武スペーシア八王子日光を退避している様子
久喜で臨時快速が臨時特急の待避 pic.twitter.com/gWingephG6
— 鉄分補給 (@tetsubunhokyuu) April 24, 2021
こちらが久喜駅で臨時快速「あしかが藤祭りまつり1号」が臨時特急「スペーシア八王子日光」を退避している様子です。JR宇都宮線において快速列車が特急列車に抜かされるというのは、普段見られない光景で非常に珍しいといってもいいでしょう。
大宮駅の時刻表を見てみると8時36分に発車し、そのあと8時45分に特急スペーシア八王子日光が発車します。そのあと久喜駅で通過待ちのために5分間停車するという流れで、この2列車が近い時間で運転されていることが分かります。
今度は臨時特急が臨時快速に抜かれる
そして、スペーシア八王子日光が栗橋発車時に久喜で待避してた臨時快速あしかが大藤まつり1号が通過。 pic.twitter.com/6Vq9lbnPIa
— アレックス🚉 (@OH27JH23Alex) April 24, 2021
通常はこれだけで終わりなのですが、まだ続きがあります・その先の栗橋駅で、今度は臨時特急が臨時快速に抜かれる光景も見ることができます。臨時特急スペーシア八王子日光は東武鉄道と直通運転をしており、JRと東武の乗務員交代のために停車しますが、この間に臨時快速「あしかが藤祭りまつり1号」が追い越しするため、臨時特急が臨時快速を退避しているような光景も見ることができます。
前日になると空席も出るということなので、どうしても乗りたい人は乗ってみてもいいかもしれません。
また、今回あしかが藤まつり1号として走行している国鉄185系は2021年内に全車両が引退する見込みでこの光景を見られるのは今回が最後となりそうです。運転日は2021年4月24日~5月5日までの土休日です。