常磐線で運転士の最終乗務を出迎えた社員に対して、JR東日本水戸支社は厳正に対処する表明を出していたことがわかりました。
ラストランで会社ブチ切れ
Originally tweeted by みつとた (@moto_m102) on 2021年8月28日.
Originally tweeted by いわき鉄道管理局 (@Jobanline_Iwaki) on 2021年8月28日.
鉄道会社の現場レベルでは、最終乗務を迎えた乗務員に対して、ラストランとして出迎えなどのちょっとしたイベントをすることがあります。身内ネタなので会社公認のものではないのですが、今回は常磐線特急で出迎えが行われたことに対してJR東日本水戸支社がぶちギレていることがわかりました。
問題となったのは8月28日ときわ63号高萩行で、当該運転士は最終乗務として品川から勝田を乗務しました。その際に社員から花束を送られたり、予め確保しておいた指定席の座席窓に貼り紙をするなどの行為がありました。
JR東日本水戸支社の内部資料が流出しました。総務部長は出迎えは到底看過できないとし、事実関係を調査し関わっている社員は厳正に対処するとしています。
JR東日本では過去にも出迎えをする様子を支社の職員が動画を動画を撮るなどの監視をして圧力をかけることがありました。ちなみにJR東海では出迎え行為は禁止となっています。
事実ならクラッカーはアウトですし掲示物も席を抑えていたとはいえ個人ならともかく社員業務中にがするのは不適切と言えるでしょう。多くの社員というのはどの程度だったのか不明ですが、元より出迎え行為を嫌がる会社としてはコロナは良い口実になったでしょう。
なお最近水戸支社では労働基準法違反疑惑で労働基準監督署による立ち入り調査が行われました。