スポンサーリンク

しなの鉄道は同社とミュージックセキュリティーズ株式会社で、新型車両の導入に必要となる資金の一部を、インパクト投資を活用したブレンド・ファイナンスにて募集することで合意したと発表しました。

SR1系導入費用をファンドで募集

しなの鉄道は新型車両SR1系の導入資金の一部を、インパクト投資(※1)を活用したブレンド・ファイナンス(※2)で募集します。第三セクター鉄道の新型車両の導入でファンドを活用するのは日本では初めてです。

※1:インパクト投資とは、リターンだけでなく社会や環境にインパクトを生み出す組織やファンドへ投資することです。
※2:ブレンド・ファイナンスとは、個人と法人、官と民など、期待リターンが異なる投資家に対して、異なる条件を提示することで、事業者側に有利な資金募集を可能とする方法です。

しなの鉄道によると、現行の115系と比較して、新型車両SR1系の消費電力の削減効果は2両編成で1kmあたり消費電力量が115系が5.03kWhに対してSR1系が3.02kWhとなり、約40%の削減につながるとしています。

今回の2両導入により、年間で約273,130kWhの消費電力が削減され、年間で約160tのCO2が削減されることにつながると考えられます。また予定している46両すべてが新型車両となった場合は、年間で約3,600t以上のCO2の削減が予想されます。

しなの鉄道は今回のファイナンスは、第三セクター鉄道会社である同社にとって、自治体にかかる損失補償のリスク軽減につながる新たなリスクマネーの調達で、県民や市民の皆様の負担軽減にもつながると考えています。

募集金額は5,000万円で、個人から3,000万円、機関投資家等の法人から2,000万円集めることが目標です。個人法人いずれも前述のCO2削減等の社会的リターンと金銭的リターンを設計してあります。

一口の金額は個人が5万円、法人が100万円です。募集期間は1月14日~6月30日で、会計期間は7月1日から2031年6月30日まで10年間です。事業計画達成時の償還率は源泉徴収前で個人が107.2%、法人が108.8%です。

個人投資家は、決済金額のうち、半分が投資、半分が体験や沿線の特産品などの購入に充てられます。購入分に関しては、個人投資家が投資後に選択できるようになっており、観光列車の食事付き乗車券と沿線の日本酒・ワインや特産品の提供、沿線温泉地の宿泊券がセットになったプランや、旧型車両 115 系部品取り体験とオリジナルグッズがセットになったプラン(応募多数の場合抽選)も用意してあります。

ファンド詳細
➢ 一口:個人¥50,000 法人\1,000,000
➢ 募集総額:¥50,000,000(個人\30,000,000 法人\20,000,000)
➢ 募集期間:2021 年 1 月 14 日―2021 年 6 月 30 日
➢ 会計期間:2021 年 7 月 1 日~2031 年 6 月 30 日(10 年間)
➢ 事業計画達成時の償還率:個人 107.2% 法人 108.8%(いずれも源泉徴収前)
➢ 事業者:しなの鉄道株式会社

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事