相鉄は4月28日に2021年度の鉄道・バス設備投資計画を発表し、2021年度に新形式・新型車両となる相鉄21000系を8両編成4本導入すると発表しました。
相鉄21000系とは?
相鉄21000系は2020年度に導入した20000系7編成に続き、2022年度下期に開業が予定されている「相鉄・東急直通線用」として導入される車両です。画像は公開されたイメージ画像です。
21000系の見た目は相鉄20000系とほぼ同じことから同形式をマイナーチェンジをした車両だと考えられます。
21000系という形式名自体も2021年度にちなんでいると考えられます。21000系の導入本数は4編成となります。
また、20000系や12000系などと同じ「ヨコハマネイビーブルー」についても車体色として継承するということになっています。
相鉄21000系東急目黒線向けか?8両編成対応ホームに間に合わせる計画?
相鉄12000系車両は東急目黒線向けに運転される可能性が高いかもしれません。その理由としては東急目黒線では現在6両編成で運転が行われていますが、2022年上期に8両編成ホームの運用を開始する予定となっています。
そのため、2022年上期に東急目黒線ホームを8両編成対応とした上で、相鉄21000系の試運転などを営業運転開始の間に行い、2022年下期から営業運転を開始する計画も見えてきそうです。
開業時に相鉄21000系の運用がどうなるかは気になるところですね。
相鉄21000系が走行する予定の「相鉄・東急直通線」とは?東急目黒線・東急東横線に直通運転か
相鉄・東急直通線とは相鉄・JR直通線の羽沢横浜国大駅から新横浜駅を経由して東急東横線・目黒線日吉駅までの連絡線を整備する計画のことを指します。
相鉄と東急が相互直通運転を行うことで、速達性、乗り換え回数の減少、地域活性化の他、新横浜駅で新幹線へのアクセスが向上するなどの効果が期待されている路線です。
運転ダイヤの詳細についてはまだ発表されていませんが、東急東横線・東急目黒線の両方に直通運転を行うことが発表されています。
また、駅のホームドアを西谷・希望ヶ丘・鶴ヶ峰・かしわ台、瀬谷、相模大塚、さがみ野の7駅に順次設置するということです。