10月20日、ツイッター上に走行中の車内から身を乗り出して対向の電車の運転士に挑発をしている様子が投稿され話題になりました。一体なぜそのような危険な行為をしたのでしょうか。
繰り返される危険行為
走行中の車内から撮られた画像です。すぐそこまで対向の電車が向かっているというのに、大きく身を乗り出し、腕を伸ばして中指を立てて対向の列車の運転士を挑発しています。電車の運行に重大な影響を与える危険な行為ですが一体なぜそのようなことをしたのでしょうか。
先日の武蔵野線では残り1編成となった205系の引退が迫っていたことで多くの鉄道ファンが撮影に訪れました。その際に外からの撮影を妨害するために車内から顔や物を出したりする危険行為が多発したことが問題になりました。
今回は同じく走行中ですが駅間でホームは近くなく、沿線も撮影に適した場所ではありません。向かってくる電車がE233系0番台であることから中央線で撮影されたものと思われますが、撮影の妨害を目的とした危険行為ではないと思われます。
ただ単に面白がってやったと捉えかねられない行為ですが、投稿者も自ら身を乗り出しその様子を撮影し、ツイッター上に投稿しています。今回の一件は撮り鉄同士のいざこざというよりも、以前社会的に問題となった「バイトテロ」に近い行為ではないでしょうか。
「撮影を妨害するため」も理由になっていませんが、今回は何か意図したわけではなく単に危険行為をして注目を集めようとしたという世の中に居るだけで危険な愉快犯です。飛行機など鉄道より警備が厳しい場所で似たようなことをやったら、間違えなく拘束されるでしょう。
武蔵野線の件で歯止めが効かなくなったのか、危険行為がエスカレートしていますが、鉄道ファンだけではなく、今後鉄道会社側にも対策を講じることが求められてくるのではないでしょうか。
撮り鉄テロです