ある鉄道ファンがツイッター上で「鉄オタの皆さんへ」と撮影マナー向上を呼びかけました。賛同する声がある一方で批判や誹謗中傷もありました。一体どういうことなのでしょうか。
マナー向上のお気持ち表明が批判の的に
かっくん(@cakkun313)さんは自身のツイッター上で「鉄オタのみなさん絶対に読んでください。」と強い表現とともに自身の想いを綴った文章が書かれた画像を投稿し、マナーの悪い鉄道ファンに対して改善をするように呼びかけました。以下内容を引用します。
鉄オタのみなさんへ
近年ルールを守らない非常識な鉄オタが増えています。このままにすると鉄活をするだけで、周りから「鉄オタ」だと変な目で見られたり、撮影地で撮影ができなくなったり、鉄道イベントをするだけで問題視されたり、甲種や臨時電車などの運用がなくなったり、極秘運用になったり、今まで通りに絶対に鉄活ができなくなり、鉄オタが大きな問題になってから 『なんで好きなことがでないんだよ!」と大きなけんかや採め事になってからだと遅いのです。
社会問題になる前に僕たち鉄オタ自信が変えていかないといけないだと思います。僕はちゃんとルールを守ってると他人事にするのではなく、また駅員が注意する前にルールを守らない人を見かけたらけんか越しで言うのではなくちゃんと冷静に注意して、ルールを守らない鉄オタを減らしていかないと鉄活をするだけ変な目で見られると思います。ルールを守って鉄活している人が増えれば、周りの人は自然に鉄活をやっている人を配慮したり、鉄オタ向けの鉄道イベントが増えたりすると思います。
今変えないでいつ変えていくんですか?
鉄オタのみなさんご協力お願いします。
文章には要約すると近年ルールを守らない非常識な鉄道ファンが増えており、このままでは「鉄オタ」全体に偏見を持たれてしまう。また撮影地で撮影が出来なくなったりイベントが中止になってしまうと書かれています。また鉄道ファン同士のトラブルや駅員に対しての態度の悪さについても触れられており、他人事ではなく自分たちが変えていかないといけないとマナー向上に協力を呼びかけました。
これに対してネット上では「よく言った」「その通り」と賛同する声の一方で否定的な意見や誹謗中傷が目立ちました。「既に偏見があるから手遅れ」「マナー悪い奴らの耳には届かない」と現実的な意見とは別に何故か投稿者に非難の声もありました。一体どういうことなのでしょうか。
一部の人達からはこういう長文でお気持ち表明すること自体を「キモイ」「偽善」と罵られ「こういうことを書くからイメージが下がるんだ」と責任転換する声もありました。また「文章がおかしい」「甲種輸送がなくなったら新車どうするんだよ」と揚げ足取りもあり、やや炎上気味です。
確かに「甲種や臨時電車などの運用がなくなったり」というのは語弊があり少なくとも甲種輸送が無くなることはありません。しかし普通の人なら言い間違えだろうなと思ってそれまでですが、あえてそこを突いて執拗に揚げ足取りしかできない残念な人達も少なくありません。
それどころが甲種の情報が極秘になっても「影響があるのは君たちのようなS式キッズだけ」という声もあり裏を返せば自分たちのような凄い人はどこからでも情報は手に入るから情弱らだけが減って好都合ということになります。
鉄道ファン界隈の状況からして賛否両論が起こっても仕方の無い内容ですが投稿者は純粋にマナーを直した方が良いと思っているようです。現実性はともかく「早口で喋ってそう」「黙とければバレない物をドンドン晒して自分の正義を押し付ける偽善陰キャにも問題があるのでは?」と的はずれな誹謗を浴びてしまうのは肩身の狭い界隈ですね。
ちょっとした発言も誹謗中傷の的にされ情強はマナー違反だろうが安定した撮影ができ、情弱はただ騒いでいるだけに過ぎないと見られる。前から暗黙の了解の要素が多数あり、世の中的には正しいことでもそれが独自ルールに反するものなら叩かれてしまうようです。
秩父鉄道の荒川橋梁(親鼻橋梁)を望む河川敷は
季節によっては立ち入り禁止(現在は全面禁止)ですが
立ち入って撮影をする人が多いです。
個人が判別出来ない程度に遠目から低画質で撮影して、
秩父鉄道や皆野町の管理団体に公開しました。
立ち入る人が居なくなった訳ではありませんが、
橋を見上げたアングルで撮影したものは、
100%立入禁止区域からの撮影と判別出来るので、
鉄道雑誌やYouTubeからは排除されています。
写真コンクールでも同様です。
でも犯罪者集団は懲りずに撮影して自慰行為に
耽っているのでしょうが...。
いつも拝見しております。
今回の記事の中で、まず鉄オタのマナー向上を呼びかける投稿は、その内容を見たところ個人を特定した記述はなく、何も問題がないはずです。
しかし、その投稿に対して偽善者呼ばわりなどの誹謗中傷をすることは、その人自身がストレス発散などの自己満足を目的として、他人を攻撃している状況が多く見られます。
またネットでの誹謗中傷に対しては、刑法の脅迫罪(第222条)や名誉毀損罪(第230条)、そして侮辱罪(第231条)などが成立する可能性もありますが、その内容や状況などにより適用される罪が変わることもあります。
更に最近ではプロレスラーや俳優などの有名人が、度重なる誹謗中傷によって命を落とすケースも相次いでいることから、現在ネットでの誹謗中傷に対する厳罰化が叫ばれています。
よって今回のような誹謗中傷が、たとえ軽微だったとしても積み重ねられたり野放しにされたりすれば、最悪として人に危害が及ぶ恐れもありますので、一刻も早く対策を行わなければなりません。
我々も、ネットでの誹謗中傷は犯罪だと言うことを、肝に命じておきましょう。
まあ、こうやって『鉄オタ』の立場をあやうくして、どんどん活動出来なくなっていけばいいんだよ。
鉄道会社や駅員も、いつまでも好意的であると思うなよ。