10月12日、武蔵野線205系M17編成が運用から離脱しました。残すことM20編成の1編成のみとなりましたが、鉄道ファンによる撮影の実態を紹介します。
引退迫り葬式鉄が活発化
本日、武蔵野線205系ケヨM17が01E運用に入りました。ドアステッカーは剥がされており、JRマークも消えていることから、運用を離脱したことが確認されました。これで武蔵野線205系はケヨM20編成のみとなりましたが、以前から鉄道ファンによりラストランが荒れるのではと心配されているので、現状を紹介します。
205系が2編成体制だった昨日まででも既にかなりの撮影者が集まっています。エキセンには編成写真、前面展望には走行する様子を撮影するために人が密集しています。走行中は前面展望、停車したら一旦降車して外から撮影という行動を繰り返す人も居るためかなり騒がしい状態です。
当然ながら普通列車ですから、時間帯によっては多くの一般利用客も居るのですが、お構い無しのようです。新型コロナウイルスの影響が未だ続く中、こうも密集して無神経にウロウロする姿には乗客も不安だと思います。
走る動物園とまで言われている悲惨な状況ですが、今回の離脱で残り1編成になったことにより、さらに悪化することは間違いないでしょう。過去に京浜東北線209系では乗っていた鉄オタが謎の団結力を発揮し車両を占拠してしまったり、千代田線6000系では先頭号車に異常な数の人が集まり子供が潰されそうになりました。
最近では山手線E231系のラストランイベントが鉄オタの迷惑行為によって打ち切られてしまったりとラストランは毎回荒れています。そういった事例から武蔵野線ではイベントを行わなかったのですが、それでも荒れるというのなら規制強化も有り得るのではないでしょうか。
一方で荒れているのは主に日中です。時間帯によっては鉄道ファンの姿は無く平和に過ごすことができます。理想は直前に慌てるのではなく前々から乗り納め撮り収めしておくことですが、もし未練があるなら工夫してみてはいかがでしょうか。