大和路快速とは?

大和路快速とは、天王寺駅を起点とし、大阪環状線を1周し再び天王寺駅を通り、奈良県の五条駅または京都府の加茂駅までを結ぶJR関西本線の快速列車です。

このうち、JR難波駅から加茂駅までの間は「大和路線」の愛称が付けられています。

この愛称は国鉄が分割民営化され、JR西日本が発足した1988年3月13日から現在も使用されています。

大和路快速の使用車両

大和路快速には221系の8両編成が充当されます。
座席は転換クロスシートで、バリアフリー化された大型洋式トイレが設置されています。

種別表示幕には、奈良方面の列車には「Q大和路快速」、大阪方面の列車には「O大和路快速」と表示されます。

大和路快速の運行区間

緑色は大阪~奈良、エメラルドグリーン奈良~加茂、赤は王寺から五条までの区間。。

大和路快速は、奈良駅を経由して加茂駅へ向かう列車と、途中の王寺駅で和歌山線に入り、五条駅へ向かう列車の2パターンがあります。

大和路快速の停車駅

天王寺駅を出発し、大阪駅までの各駅に停車した後、福島駅、西九条駅、弁天町駅、大正駅、新今宮駅、天王寺駅、久宝寺駅、王寺駅に停車します。

その後、加茂行きは加茂駅までの各駅に、五条行きは五条駅までの各駅に停車します。

大阪奈良間の移動時間

所要時間は大阪駅から奈良駅まで日中で約50分、大阪駅から五条駅までは約1時間40分です。

難波奈良間移動における路線

大和路快速は近鉄奈良線と競合しています。

大阪難波駅から近鉄奈良駅までの所要時間は、快速急行または急行列車で約40分です。
また、近鉄線では奈良行きの特急列車も走行しています。

大和路快速と近鉄奈良線は出発地に応じて使い分けよう

大和路快速と近鉄奈良線は出発地に応じて使い分けることで、効率良く移動することができます。

大阪駅から天王寺駅や法隆寺駅など、大和路線沿線で途中下車し、観光を楽しんで奈良へ向かう場合は大和路快速が便利です。

なお、JR奈良駅から奈良公園・東大寺・春日大社方面へ向かう場合、徒歩18分を要します。
歩くのに不安のある方は連絡している路線バスを利用しましょう。

ミナミ・難波周辺から奈良方面へ向かう場合は近鉄奈良線が便利です。

列車の本数も充実しており、途中の瓢箪山駅〜石切駅の間では車窓から大阪平野を一望することができます。
特にこの区間から見る大阪の市街地の夜景はたいへん美しく、列車に乗っていると多くの乗客が車窓に目を奪われます。

終点の近鉄奈良駅から奈良公園へは徒歩6分で訪れることができます。

難波奈良沿線の見所

大和路快速に乗車していると、途中には多くの見所があります。

今回はその中でも注目すると旅が楽しくなる4箇所を紹介します。

その1:急激な景色の変化

大阪駅から奈良方面行きの列車に乗車していると途中の高井田駅を通過した後に、これまでの市街地の景色から一変し、秘境感が漂う景色が広がります。

特に、大阪環状線内を走行している時と高井田駅より先の景色のギャップは楽しめるポイントです。
大阪環状線内では大阪の中枢部を潜り抜けるように走り、高井田駅を過ぎると今度はローカル線の雰囲気を感じることができます。

1つの列車に乗っていて、これ程のギャップを楽しむことができる区間はなかなかありません。

その2:6回渡る大和川

大和路線は柏原駅を通過すると大和川沿いを走行します。
柏原駅と法隆寺駅の間では、くねくねと曲がる大和川を実に6回も鉄橋で渡ります。

221系は前面の景色が見やすい構造となっていますので、先頭車両に乗車して、前面展望で大和川の鉄橋を何度も渡る様子を楽しむのも面白いですね。

その3:世界遺産・法隆寺

奈良・斑鳩地域の観光で外すことができない法隆寺へは、大和路快速で訪れることができます。

法隆寺へのアクセスは、途中の法隆寺駅を下車し徒歩約20分です。
法隆寺へは、法隆寺駅の駅前から路線バスが連絡している他、レンタサイクルも利用可能です。

その4:JR奈良駅・三条通り商店街

JR奈良駅と近鉄奈良駅の間にある三条通り商店街では、食べ歩きや買い物を楽しむことができます。

奈良公園へ向かう途中、食べ歩きや買い物を楽しみたい方は、三条通り商店街を訪れることをお勧めします。

大和路快速で景色を楽しみつつ奈良へ

今回は大阪環状線から奈良駅をダイレクトに結ぶ大和路快速を紹介しました。

大和路快速を利用すると、沿線の景色の変化や途中の観光地を楽しみつつ、大阪環状線沿線から乗り換え無しで奈良へ向かうことができます。

沿線には急激に変わる景色や、世界遺産・法隆寺があり観光にもピッタリです。

大和路快速を利用し、関西を代表する観光地である大阪と奈良を楽しんでみましょう。

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