JR東海は、N700Sの運用情報の提供をこれまで行ってきましたが、26日に発生した大雨の影響でN700Sの運用が確定できないため、運用情報の提供を停止すると発表しました。これまで運用情報の提供を自体を取りやめるのは運用情報が提供開始後では初めてのことです。

7月27日のN700Sの運用情報は提供停止へ 大雨によるダイヤ乱れが原因

JR東海は新富士~静岡間で発生した大雨の影響で7月27日分のN700Sの運用情報は提供停止にすると発表しました。26日現在東海道新幹線ではおおむね30分から120分程度の遅れが発生しています。

ダイヤ乱れがなければ大体「何時何分の、のぞみ号にN700Sを入れますよ」という情報が提供できますが、これだけ遅延がある状況では運用を確定することが難しいです。

これまで東海道新幹線ではダイヤ乱れ時にどの編成が入っても運行ができるように、かつて座席の配置が異なる500系新幹線を東海道新幹線から追い出した経緯があるなど車両の標準化、ダイヤの標準化が進められてきました。

N700Sが他の車両と同じように標準化されたことが今回のダイヤ乱れで本領発揮

今回のN700Sも座席や乗り心地こそ改良されたものの、座席の配置・加速や最高時速などの車両性能は東海道新幹線使用されている他の形式とほぼ同じとなっています。JRの他社を見ると加速性能や最高時速が異なり、座席配置が異なる列車が運転されており、最悪の場合列車を運休させなくてはなりません。

JR東海以外で新幹線で使用される車両性能が異なる例として東北新幹線がありますが、「やまびこ」など各駅タイプに使用されるE2系と「はやぶさ」に使用されるE5系では車両性能が異なるのでE5系を「やまびこ」に入れることはできますが、E2系を「はやぶさ」に入れることはできません。

しかし、東海道新幹線で現在使用されている車両ではダイヤ乱れたとしても「のぞみ・ひかり・こだま」の全ての運用に入っても大丈夫なように柔軟なダイヤ変更が可能で、できるだけ乗客に列車運休・座席変更などの迷惑がかからずに済むということは利用客にとってはありがたいことかもしれません。今回それがN700Sでもできるということを証明した結果となりました。

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